2
件
元冒険者ケント・リバーは森の奥で「こういうのでいいんだよ」と思えるような小さな幸せを見つけながら一人穏やかに暮らしていた。
そんな彼の前に、かつて危険に巻き込んでしまった女冒険者 セオリア・スパークが現れ依頼を告げる。
依頼の内容は「冒険者の復興」と「魔物大量暴走(スタンピート)」の調査。
街に戻ったケントは依頼に取り組むかたわら、小さな「こういうのでいいんだよ」を見つけていく。
街の人々はそんなケントの姿を見て「粋を極めた賢者様に違いない」と噂しはじめた。
おまけにケントを恨んでるはずの元パーティーメンバー三人までグイグイくる始末。
小市民的な価値観と卓越した剣の腕を持つケントと、彼を慕う三人の元パーティーメンバーによる「こういうのでいい」バトル&ほっこりな物語。
文字数 127,581
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.04.28
鑑定士アベルが目を覚ますと、そこは魔物の学校の檻の中だった。
絶体絶命のピンチに陥った、その時──アベルに『スキル奪取能力』が芽生える。
奪い取れるスキルは1日に1つ。
クラスの魔物のスキルを「どれから」「どの順番で」奪い取っていくか。
残された期限は30日。
伝説級の魔物たちを相手に、気弱な少年アベルの取った決断は──。
【各章の概要】
「檻の中」編:細い糸を繋げていき、一歩ずつ確実に脱出へと近づいていくところ。
「ダンジョン脱出」編:「檻の中」編の登場人物たちがごちゃまぜになって起こる新たな関係性と、地の底まで続くスケールの大きな地中世界。また、そこで明かされる真実。
「めざせ王都イシュタム」編:倒錯した恋と正義のスカッと王道冒険物語(ここから女体化)。
文字数 514,177
最終更新日 2024.04.06
登録日 2024.02.11
2
件