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高校入学祝いの旅行の帰りに交通事故に遭い怪我を負い、一年遅れで高校生となった逢真夏目。しかし、彼は事故の記憶を奥深くに封じ忘れていた。
あの時、大切な人を護りたいと神に願い望み力を得た。
その者たちを『神殺し』と言う――。
忘れていた記憶が蘇り、神をも殺し得る神殺しとなり契約した神獣のフェンリルと共に戦いの中に身を置く。
全知全能、世界の創造主だった神の一柱が人間を捨て、私利私欲となり人を操り人形とし支配する世界を創造すべく離反し悪神と落ち果てた。
悪神は、星々を我が物にするべく神殺しと呼ばれる存在を生み出し、使徒と呼ばれこちら側に仕える人間に権能の一部を与え量産し神へとぶつけ合わせた。
夏目は、ただ大切な幼なじみであり巫女の雪平美哉を護るべく、フェンリルと共に力を振るうことを決意する。
それぞれが選んだ選択の結果、その行く末に神殺しは神と殺し合うこととなったとしても、悔いのないように生き譲れない想いを胸に命を糧として戦う――。
【少しでも面白いと思ってもらえたのなら作品のお気入り、感想などよろしくお願い致します! 完結まで、お付き合い頂けると幸いです!】
文字数 429,118
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.01.15
西暦二〇二☓年、現在。
三十年前、首都の地下に広大な街が生まれた。
それは、神を信じるしかない光景。神々の悪戯で創られた地下街は、まるで創作物のゲームそのものだった。
老若男女、広大な地下街に夢中になり誰もがそこへ向かおうとする。しかし、政府による調査が先に進められた結果、この街には人間を喰らう化け物の存在が確認できた。その個体を、屍人(しびと)と固定。
いわゆるゾンビだ。その屍人が徘徊しており、それを倒すと手の平サイズの結晶が手に入る。
結晶は、お金に換えることができ仕事に就かない者、就けない者、老若男女が公開された情報に躍起になった。
そうすると、地下街への入り口に人が殺到し政府は至急に通行パスを発行。
それは、十五歳以上なら誰でも申請すれば手に入り、地下街へ行くことができる代物。ただし、命の保証はない。
そんな地下街にも役割を担った者たちがいた。
地下街を案内する役目を担う、ナイと自ら名乗る案内役の下へある少女が依頼を頼みに来た。彼女――四ノ宮真冬は、大切な幼なじみが死んだという場所まで案内してほしいと。そこは地下街の中でも最も危険と有名な場所だった。
誰もが行きたがらない、行きたがるのは死にたがり屋だけだ。
幼なじみがいない世界で生きたくない、その幼なじみに心底、依存している真冬は他の案内役に断られてもその場所に行きたいと望む。
かくして、案内役のナイは死にたがり屋の真冬が行きたがる場所までの案内の依頼を引き受けることに。
死にたいと望む真冬を、どうにかして死にたくない、生きていたいと思わせるための計画を密かに練り、彼女との二人旅が始まったのだった。
※残酷描写、性的描写、暴力描写などが含まれますので苦手な方はご注意を。
※この物語は、全てフィクションであり法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 60,542
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.09.05
大切な人がいた――。
この日常がいつまでも続くと思っていた。だが、それは唐突に終わりを告げる。
目の前で、大切な姉が虐めを理由に自殺をしてしまった。
学校、教育委員会に虐めを訴えたが、その事実はないとの一点張りで姉の自殺に虐めの因果関係はない、として処理されてしまう。
その結果、家族はバラバラとなり虐めをしていた当事者たちは今ものうのうと生き生活をしていることに怒り、憎しみ、恨み、憎悪、殺意が大磨夏目の心を支配していく。
ある時、虐めの理由が知りたいと思い姉が通っていた高校へと。しかし、虐めの事実が公になることを恐れた彼らは、神社の石段から夏目を突き落とし運悪く車に轢かれ、一命を取り留めたが身体には後遺症が残ってしまった。
家族を、姉を奪い、自身をも亡き者にしようとする虐めの当事者五人に復讐を決意。
己の力は無力と理解していた夏目は、祖父が残したある書物から聖書に記されし悪魔の三人を召喚することに成功。
悪魔三人へ、対価を支払うかわりに復讐の代行を頼み契約を交わす。そう、命も血も肉体、大磨夏目という存在の全てを捧げ、復讐を完遂するための選択に一切の後悔も迷いもなかった。
姉が受けた苦痛、恐怖、絶望、それ以上のものを悪魔の能力を駆使して五人に与えるべく一人ずつ復讐していく。
最後に待ち受けるものが、姉と同じところへ逝くことが叶わぬものとしても――。
※残酷描写、性的描写、暴力描写などが含まれますので苦手な方はご注意を。
※この物語は、全てフィクションであり法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 100,956
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.06.21
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