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異世界に欲しい物がある?それとも異世界でなにか事件があった?
それならば我々を頼ってください、なんでも解決してみせますよ!
異世界専門の何でも屋は暇だった、暇すぎて現実で何でも屋をする始末だ。
何でも屋の店主レスター・スミスは雇っている助手、叶凛の給料を捻出するために仕事をしていた。
従業員を雇うというのはお金の掛かる事だ。給料は二十万円、しかし何でも屋では稼ぎきれない。
そして、異世界という異質な事象を扱っているため、客はめったにこない。
レスターはやばいとおもいながら、ソファーで無為な一日を送っていた。
そこへ依頼人がやってくる。彼女はこの世界にはない蜂蜜の匂いのする林檎を採ってきて欲しいと言う。
その依頼を受けレスターと凛は異世界への門を開いた、美食家の多い世界へ。
文字数 22,583
最終更新日 2024.07.19
登録日 2024.07.14
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