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国のために決められた婚約者。私は彼のことが好きだったけど、彼が恋したのは第二皇女殿下。振り向いて欲しくて努力したけど、無駄だったみたい。
婚約者に蔑ろにされて、それを令嬢達に蔑まれて。もう耐えられない。私は我慢してきた。国のため、身を粉にしてきた。
こんなにも報われないのなら、自由になってもいいでしょう?
小説家になろうの方でも公開しています。
2024/08/27
なろうと合わせるために、ちょこちょこいじりました。大筋は変わっていません。
文字数 51,364
最終更新日 2024.11.21
登録日 2019.04.22
私の主様は、人が嫌いで、自分が嫌いだ。
類稀な容姿も主様には災厄を招くものでしかなく、爵位を継ぐと共に地下室に籠るようになったらしい。
私は『渡り人』で、街に入るために奴隷となり、主様に買われた。
絵本のようなハッピーエンドはあまりにも似合わないし、そんな高望みはしないから、ただ、静かに平穏な日々を過ごせたら…、望みはそれだけ。
※不定期更新です
文字数 17,646
最終更新日 2021.03.17
登録日 2020.09.11
大陸はかつて、『強欲の帝国』によって支配されていた。
恐怖に支配された街は活気をなくし、人々は皆俯き、笑顔もなく、大陸全土が重い雲に覆われているようだった。
しかし、暗澹たる歴史は『英雄王』により終止符が打たれた。
偉大なる『英雄王』により、人々は再び愛すべき平凡な平穏を取り戻し、平和に暮らしていた。
文字数 18,804
最終更新日 2021.03.13
登録日 2020.08.19
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