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日本人の家系なのになぜか銀髪と青と緑のオッドアイで産まれてきた私、二階堂葵。産まれた瞬間に両親は育児放棄して、伯父である二階堂佑李に育てられる。伯父も金髪で、青い瞳なので、私のことを見たとき、運命を感じたんだと言う。でも、この見た目はいじめっ子たちには格好の獲物だった。中学を卒業して、家に閉じこもっていた日々が続いていたが、伯父がある日亡くなってしまう。伯父が遺してくれたのは、家とある程度暮らせるお金と、扇子。扇子は伯父の手作りで私が緑色をベースとした扇子。伯父は青色をベースとした扇子だ。私が小学校に入学するときに作ってくれた。私はそのお金で田舎に移り住んだ。髪は黒いウィッグをかぶって隠し、目は黒いカラコンを入れて普通の日本人を演じた。そして、化粧でそばかすを入れて少しでも醜く見えるようにし、分厚いメガネをかけた。しかし、当然お金は無くなっていく。中卒でも雇ってくれる会社に片道2時間かけて行く。しかし、そこはブラック企業だった。努力しても認められず、心はどんどん廃れていった。そんな日々を過ごす私はこれからどうなるのだろう。続きは本文を読んで確認してね!!
文字数 6,094
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.09.13
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