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俺は田中玲央。何処にでもいる一般人。
ただ少し趣味が特殊で男と男がイチャコラしているのをみるのが大好きだってこと以外はね。
そんな俺は中学一年生の頃から密かに企んでいた計画がある。青藍学園。そう全寮制男子校へ入学することだ。しかし定番ながら学費がバカみたい高額だ。そこで特待生を狙うべく勉強に励んだ。
幸いにも俺にはすこぶる頭のいい姉がいたため、中学一年生からの成績は常にトップ。そのまま三年間走り切ったのだ。
そしてついに高校入試の試験。
見事特待生と首席をもぎとったのだ。
「さぁ!ここからが俺の人生の始まりだ!
って。え?
首席って…めっちゃ目立つくねぇ?!
やっちまったぁ!!」
この作品はごく普通の顔をした一般人に思えた田中玲央が実は隠れ美少年だということを知らずに腐男子を隠しながら学園生活を送る物語である。
文字数 19,038
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.09.15
ある日めが覚めるとそこは全く知らない世界だった。
空には太陽が3つもあり、得体の知れない飛行体が飛び回っていた。
「ここは何処だ…?」
呟く声がやけにか弱く感じた。
自分が誰なのか、なんのためにここにいるのか…記憶がすっぽりと抜け落ちているようだった。
身体を改めて見ると手足は短く背も低いようだ。
「子供なのか…?」
ふと視線の先に湖が見えた。
急いで駆け寄り水の反射で自分の姿を確認すると、そこには幼くも聡明であることが約束されているような美しさをもつ少年が映っていた。
歳はだいたい8歳ほどだろうか。
髪は銀色で、緩くウェーブのかかった髪が目の下ほどまだ伸びている。瞳はぱっちりとした印象で少し切れ長の目。色は髪と同じ銀であるが少し金色も混じっているように見える。
まじまじと自分の姿を見ていると頭の中に記憶が流れ込んできた
そうか、僕は神の子だ…!
本編では神の子として異世界に落とされた少年の奮闘しながらもほのぼのと異世界生活を送る話…ではないかもしれません
更新不定期です!初めての投稿でお試しです。
文字数 5,482
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
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