雪柳れの

主人公、飯山奈緒（いいやまなお）が目を覚ますと、そこは奈緒の愛読書だった「王宮の薔薇」の悪役令嬢、セレス・リーナ・アベルチューニにの幼少期に転生していた！彼女は物語の終盤に婚約者である第二王子とその新たな婚約者のヒロインに断罪されて処刑されてしまうと言うなんとも悪役令嬢らしい幕引きをすることが決まっている。然し奈緒の最推しでもあり、本当は第二王子に振り向いて欲しくて必死に努力する可愛くて優しい子と言うのを知っていたので、奈緒はどうしても彼女が報われて欲しくて堪らない。ならば断罪フラグをへし折りにへし折りまくってセレスが笑って過ごせる日を作ろうでは無いか！ 奈緒がフラグを折りまくると同時に周りの好感度も上がってく？反対にヒロインの駄目っぷりが凄まじく……。無自覚愛され逆ハー！？推しに幸せになってもらう為に自分、頑張ります！