そこらへんのお茶っ葉

そこらへんのお茶っ葉

そこらへんにいるお茶っ葉です
1
恋愛 連載中 長編 R15
暗殺業を請け負うアルメルは、孤児院で育ってきた。 金のためならばどんな要人の暗殺でも行う。それがアルメルのモットーであり、高い身体能力故に任務に失敗したことは一度もない。 だが、その半面というべきか。アルメルには『感情』というものが抜け落ちていた。 ある日、アルメルに依頼をしていたのはこの国の第一王子ノルディン。 彼が口にした依頼は――国の第三王子であり、彼の腹違いの弟であるオリヴィエの暗殺。 破格の報酬を提示され、アルメルはその依頼を受けることにする。 それに、第三王子のオリヴィエと言えば、遊んでばかりの放浪王子と有名。 だから、この依頼は簡単にこなせるだろうと踏んだのに――任務はまさかの失敗。 そして、オリヴィエはアルメルにとある依頼をしてきた。 「俺のかりそめの妻として雇われてくれ。報酬は弾む」 愚か者を演じる道化師王子と、感情の抜け落ちたお人形娘のかりそめの結婚の話。 ■ほかサイト(小説家になろう・エブリスタ)にも掲載中
24h.ポイント 0pt
小説 189,999 位 / 189,999件 恋愛 57,301 位 / 57,301件
文字数 3,402 最終更新日 2024.07.11 登録日 2024.07.10
1