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学校が夏休みに入った頃、とある中年男性が地下鉄のホームで死んだ。
状況からして自殺で間違いなかったたがその死に様は異様そのものだった。
その様な事件が全国で多発している。
不気味な空気が世間に漂う中、家族と共に母の実家へ帰省した中学二年生の少女、栗見綾音。
母の実家にあるあかずの扉へ今年こそは侵入しようと息巻いていた。
その部屋へ彼女が足を踏み入れる時、世間を震撼させる事件の秘密が姿を現してくる。
文字数 48,877
最終更新日 2022.10.01
登録日 2022.02.01
その廃校には女生徒の幽霊が出る。
友人との何気ない会話から町外れの廃校に訪れた千草明久はそこで1人の少女と出会った。
非日常に魅入られた少女、栗見綾音。
その奇怪な少女との出会いが事件の始まり。
事件を前にして少女は面白いと嗤うのだった。
文字数 43,914
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.07.28
日常なんて気にもかけたこともない少女、星美。
多くの人たちと同じようになんでもない日々がいつまでも続くと思っていた。
けれど日常というものは他者の思いで脆くも崩れていく。
悪魔とされる存在が彼女から日常を奪っていく
文字数 56,122
最終更新日 2021.05.20
登録日 2020.02.18
天鳴島、神が眠ると言い伝えられる外界とは遮断されたっその島で数百年の時を超えて神はひっそりと目覚める。
神を信仰する少女、神の存在に懐疑的な少年、神を利用するとする者。
それぞれの思惑が、すべての始まりとなる。
文字数 95,590
最終更新日 2020.01.01
登録日 2019.06.26
三丸町、のどかでなんの変哲もない少し寂れた街。
それ以外の特徴なんてこれといってないはずだった。
街の一角にある時実養護施設、身寄りのない子供たちを預かるその施設の院長が死んだ。
それを皮切りにしたかのように次々と起きる凶悪な事件。
呪われたように街に惨劇が降り注ぐ。
そして少年少女は真実にたどり着く。
『罪には罰を』
誰かがそう言った。
文字数 270,777
最終更新日 2019.06.10
登録日 2018.11.06
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