仁蕾

仁蕾

薄いBLをファンタジー色強めで書いております。よろしくお願いいたします!
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BL 連載中 長編 R15
星呂康泰、十八歳。 ある日の夕方、家に帰れば知らない男がそこに居た。 黒を纏った男。さらりとした黒髪。血のように赤い双眸。雪のように白い肌。 黒髪をかき分けて存在を主張するのは、後方に捻れて伸びるムフロンのような一対の角。 本来なら白いはずの目玉は黒い。 「お帰りなさいませ、皇妃閣下」 男は美しく微笑んだ。 ---------------------------------------- ▽なろうさんでもこっそり公開中▽ https://ncode.syosetu.com/n3184fb/
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文字数 233,844 最終更新日 2024.06.20 登録日 2018.11.23
BL 連載中 長編 R18
その国には王族の墓守を生業とする一族が居た。 建国よりずっと紡がれる系譜。 そして、その一族にいつの頃からか寄り添う『異形』の存在。 紡がれてきた血脈。紡がれている血統。 美しい『異形』は嗤う。 ―あなたには、何を差し出してもらいましょうか?
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文字数 5,879 最終更新日 2020.01.04 登録日 2020.01.04
BL 完結 長編 R15
赤が夜闇を舐めた。命は燃え、散った。 少年は、唯一の生還者だった。生き残る筈も無い大火の中での、歪な生還者。 好奇の目は、少年の柔らかな心を傷つける。 少年が青年へと変わる頃には、諦観者へ。 同時に、青年の与り知らぬところで歯車が軋みだす。 ゆっくりと回りだした運命の輪。 それを連れてきたのは、一匹の犬だった。 扉は開かれる。 青年が生きる先の、開くはずのなかった扉が…―。
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文字数 331,064 最終更新日 2019.10.30 登録日 2019.10.05
BL 連載中 長編
 ひとりの女が、ひとり娘を亡くして咽ぶ王妃に言った。 『この花を差し上げましょう』  差し出されたのは、花。  紅い、何処にでもあるような花だった。  しかし、何処にもない花だった。  陽光を浴びて綺羅綺羅と輝く花。  月明かりを浴びて深深と艶めく花。  それは、花ではなく宝石だった。  生花と変わらぬ佇まいで、美しさはより一層。  王妃は問う。 『この花は、一体どうして…』  女は微笑んだ。美しく、虚ろに。 『そちらはわたくしが造りました。美しい王女への餞に』
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文字数 6,091 最終更新日 2019.05.19 登録日 2019.05.18
BL 連載中 長編
神部悠真は、双子の弟である翔真と共に異世界へと召喚されてしまった。 ある日、依頼されたクエストをこなしていると、運悪く滑落してしまう。 足を捻ったらしく、上手く立ち上がる事も出来ない。 途方に暮れていると、影が差し込んだ。 「大丈夫か?」 掛けられた声に肩が跳ね、見上げた先の人物に冷や汗が吹き出た。 その男は…―。
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文字数 2,829 最終更新日 2018.11.27 登録日 2018.11.27
BL 連載中 長編 R15
『神の光』と称されるジアー・ウスフール・サッタールは、男子禁制のムスタファー神殿で生まれた唯一の男。 満月の光降り注ぐ夜。 彼は『牢獄』に繋がれる。 後宮と言う名の牢獄に…―。
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文字数 7,024 最終更新日 2018.11.25 登録日 2018.11.25
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