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主人公の氷城冷斗は魔術師と呼ばれる非術師の安全を守るための職業に就いていた。魔術師の中でも正規術師の多くは階級が定められており、それが任務を受ける際に難易度の設定を決定する目安になっている。冷斗の場合は二級術師で並みの術師が取得できるレベルに達していた。
正規術師は多くが自然発生または不正術師による召喚で出現する魔獣の討伐を任務として命じられる。さらに政府が特別に魔術師全体に出した法令を守らない不正術師たちを課せられた罪状の内容によって正規術師の任務を仕向けられることが多かった。軽くて術式を封じた牢獄で罪状に従った日数を過ごすか重くて殺処分が一般的である。
しかし、現代にはそれを無視して世界征服を企てる組織が動いていた。それを準一級術師以上の階級を持った成句術師は遂行する任務がメインとなる。
これは進級をきっかけに犯罪組織を相手にした任務を受けて遂行する冷斗が黒幕に立ち向かう物語だ。
文字数 82,744
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.03.27
主人公の煌条桜真はごく普通の日常を過ごす高校生だった。仲の良い両親と三人で暮らしていた桜真の身体に変化が訪れる。それは触れたものが一瞬にして損壊すると言った現象が立て続けに起きたのだ。これに不信感を抱いた両親がすぐに病院に連れて行くと、そこで魔術師に相談するしかないと診断を受ける。医師から勧められた魔術師を自宅に招くと、そこに現れたのは怪しげな服装をした男だった。彼は自宅に上がると、掌を差し出すように要求して来たので、それに従ってみる。すると、桜真には彼らと同じ素質があると判断が下された。そして、その直後に謎の言葉を吐いてから、桜真の両親に掌を向けた瞬間に二人の上半身が消し飛んだ。
そこで桜真は両親を亡くして魔術師になる決断をするが、果たして彼はこの後の人生をどう送るのか?
文字数 9,006
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.05
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