出口もぐら

出口もぐら

好きなことを諦めたくない、その一心でなんとか文を書いています。だれかの好きをぶち抜きたい。 小説を読むのも、書くのも好きです。
1
―――冴えないおっさんによる怪異事件・事故の調査解決、そして怪異のお悩み解決譚。愛慕、人の業、そんな渦中に身を置くおっさんを中心とした物語。 ※この作品は人間×怪異の恋愛要素が強いものとなっています。 【あらすじ】  大学構内掲示板に貼られていたアルバイト募集の紙。平凡な大学生、久保は時給のよさに惹かれてそのアルバイトを始める。  雇い主であるくたびれた中年、見藤(けんどう)と、頻繁に遊びに訪れる長身美人の霧子。この二人の関係性に疑問を抱きつつも、平凡なアルバイト生活を送っていた。  ところがある日、いつものようにアルバイト先である見藤の事務所へ向かう途中、久保は迷い家と呼ばれる場所に迷い込んでしまう ――――。そして、それを助けたのは雇い主である見藤だった。 「こういう怪異を相手に専門で仕事をしているものでね」 そう言って彼は困ったように笑ったのだ。  久保が訪れたアルバイト先、それは怪異によって引き起こされる事件や事故の調査・解決、そして怪異からの依頼を請け負う、世にも奇妙な事務所だったのだ。  久保は、そんな事務所の主――、見藤の人生の一幕を垣間見る。 ■この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも投稿しています。
24h.ポイント 0pt
小説 190,419 位 / 190,419件 キャラ文芸 4,365 位 / 4,365件
文字数 66,414 最終更新日 2024.09.11 登録日 2024.08.09
1