宮富タマジ

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ご購読ありがとうございます。私の執筆スタイルですが『ラブストーリーの要素を含むシリアスファンタジー』となります。
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アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。 聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。 「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」 イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。 「……どうしたんだ、イリス?」 アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。 だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。 そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。 「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」 女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
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小説 2,230 位 / 193,809件 ファンタジー 343 位 / 44,503件
文字数 104,980 最終更新日 2024.11.19 登録日 2024.10.28
17歳のリュカは 世界で唯一の『勇者』として勇者パーティに加入した。 しかし 彼が持つ唯一の強力なスキル『エクリプス・ノヴァ』は 魔王ルシファードからチート能力で略奪したものであり その使用時には魔族のような闇の力が漂ってしまう。 街の人々や勇者パーティの仲間たちは その異質な雰囲気を恐れ 彼を魔族だと誤解してしまう。 「子どもたち あの勇者には近づかないようにしなさい!」 「リュカって子 魔族なんじゃないか? 見てるだけで寒気がするぜ」 勇者パーティのリーダーである戦士ガレスは 「リュカ そのスキルを使うたびに周囲が暗くなる。 正直、仲間として不安だ」 魔法使いのカトリーヌも心配そうに言う。 「あなたの力 制御できているの? まるで闇に飲まれているように見えるわ」 本物の勇者であることを証明しようと 懸命に努力していたリュカだったが ついに勇者パーティから 追放されてしまった。
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小説 9,610 位 / 193,809件 ファンタジー 1,601 位 / 44,503件
文字数 119,141 最終更新日 2024.10.27 登録日 2024.10.16
「レオ、お前は奴隷なのだから、勇者パーティから追放する!」 王子アレンは鋭い声で叫んだ。 奴隷でありながら、勇者パーティの最強として君臨していたレオだったが。 王子アレンを中心とした新たな勇者パーティが結成されることになり レオは追放される運命に陥った。 王子アレンは続けて 「レオの身分は奴隷なので、パーティのイメージを損なう! 国民の前では王族だけの勇者パーティがふさわしい」 と主張したのだった。
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小説 7,193 位 / 193,809件 ファンタジー 1,223 位 / 44,503件
文字数 139,962 最終更新日 2024.10.17 登録日 2024.10.05
「お前は名前が変だから追放する!」 勇者パーティのガルディアスが 勇者の『にゅめょりと』を睨みながら言った。 『にゅめょりと』は驚いて叫ぶ。 「え? なんで? 俺は勇者なのに?」 「お前の『にゅめょりと』って名前 変だし呼びにくいんだよ お前の名前 どう読めばいいか分からん!」 「そ、そんな…… 名前で追放なんて 理不尽じゃないか?」 「理不尽じゃないよ 戦闘中とか呼びづらくて困るんだよ」 「……」 「それに、みんな、お前の名前が嫌いなんだよ」 「え?」 「名前がひらがなでかっこ悪い お前の名前を呼ぶとき こっちが恥ずかしくなるんだ」 「い、言い方、ひどくないか……」
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小説 11,522 位 / 193,809件 ファンタジー 1,845 位 / 44,503件
文字数 159,427 最終更新日 2024.10.03 登録日 2024.09.16
再生回数ゼロの底辺VTuberの俺。 北条優斗、32歳のフリーターだ。 毎日地道に動画を投稿し続けているが どれも再生されない。 「1回も再生されないのかよ...」 投稿後にこんな感じで、ぼやいている。 夢を追いながらも現実の厳しさに苦しむ日々を送っていた。 そんなある日、町内会の役員である父から頼まれて 町のボランティア活動で草むしりに参加することになった。 その途中、道に見事なナイフが落ちているのを見つけた。 しかし、そのナイフは 1時間前に殺人犯が使用した凶器だった! そんなことも知らない俺は 「草むしりに使えるかも」 と考え、それを拾って懐にしまった。 俺は草むしりを終えて家に戻ると 玄関先で2人の警察官が待っていた。 「う..」 驚きと恐怖で心臓が高鳴る! 「北条優斗さんですね。少しお話を伺いたいのですが、よろしいですか?」 「はい……」
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小説 193,809 位 / 193,809件 ファンタジー 44,503 位 / 44,503件
文字数 159,385 最終更新日 2024.09.14 登録日 2024.06.29
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