宮富タマジ

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再生回数ゼロの底辺VTuberの俺。 北条優斗、32歳のフリーターだ。 毎日地道に動画を投稿し続けているが どれも再生されない。 「1回も再生されないのかよ...」 投稿後にこんな感じで、ぼやいている。 夢を追いながらも現実の厳しさに苦しむ日々を送っていた。 そんなある日、町内会の役員である父から頼まれて 町のボランティア活動で草むしりに参加することになった。 その途中、道に見事なナイフが落ちているのを見つけた。 しかし、そのナイフは 1時間前に殺人犯が使用した凶器だった! そんなことも知らない俺は 「草むしりに使えるかも」 と考え、それを拾って懐にしまった。 俺は草むしりを終えて家に戻ると 玄関先で2人の警察官が待っていた。 「う..」 驚きと恐怖で心臓が高鳴る! 「北条優斗さんですね。少しお話を伺いたいのですが、よろしいですか?」 「はい……」
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文字数 29,315 最終更新日 2024.07.07 登録日 2024.06.29
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