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小さい頃から何かを決めるのは苦手だった。
決めてくれるあなたに、いつも甘えてた。
あなたが選んだものが、私の好きなものだから。
あなたが赤が好きなら、私も赤が好き。
あなたがりんご好きなら、私もりんごが好き。
小さい頃は、それでよかった。
ダメだったかもしれないけど、それが当たり前で、
あなたの隣がよかったから、あなたが嬉しそうに笑うから
いつもそうしてた。
でも、いつの日からかあなたは離れていった。
1人じゃ決めれない、何もできない。
そんな私を助けれくれたのは彼だった。
私に自分で考えることを教えてくれた。
彼は私に、たくさんのチャンスをくれた。
ゆっくりでいいと言ってくれた。
今は、1人でも決めれるようになった。
だから最後に、離れていったあなたに一言。
“_____________”
文字数 2,582
最終更新日 2024.11.11
登録日 2023.01.06
辺境伯の娘であるラミリア・リリアーシュは、
7歳年上の公爵令息であるレイモンド・ハミルトンと小さい頃に婚約していた。
辺境に住んでいるラミリアは、あまり王都に行く機会がなかったが、王都に行けば一緒に遊んだりと多くはないが交流はしていた。
15歳になり、学園に通い始めレイモンドと今まであまり会えなかった分、交流しようとするが……
学園や他の令嬢のお茶会に参加すると、レイモンドのある噂を聞き
これは、いま流行りの
「真実の愛を見つけた」「婚約破棄だっ!」
的な、流れでは?!
ラミリアは、恋愛小説で得た変に偏った知識で考え段々とめんどくさくなり、無気力なっていく
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初投稿です。
もしかしたら、似たような作品があるかもしれませんが、これは作者のオリジナルです。
なるべく投稿、完結させたですが更新速度は遅めです。
文字数 2,606
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.03.06
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