「新宿」の検索結果
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新宿三丁目ちかくで行き倒れていたウリ専と思われる青年を拾ったゲイの医師、一宮高弘は即座にその薬物中毒を見抜いて警察を呼ぼうとしたが「オレを、買ってよ」と懇願される。ひとまず保護化に置き様子を見て違法性はないと判断し、そのまま解放するつもりだったところ「何でもするよ、オレ」との言葉にほだされて性奴隷契約を条件に同居を許可することに。
仕事の紹介ほか、いろいろと彼の面倒を見ることになる高弘は、やがて思いのほか深い闇を抱える青年の真相を知ることになる。これはその青年と高弘の、お互いの救済の物語。
※時間軸としては、過去にあったことをだんだん掘り下げていく形をとっています。よくわからないところは一応、伏線として最後には回収されるのでお付き合いいただけると嬉しいです。
※一部に虐待表現を含みます。
※ムーンライトノベルズにも同内容で掲載しています。
文字数 50,443
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.10
芸大で油絵を専攻している涼平は、絵をやっていきたいと強く思いながらも、ままならない現実に頭を抱える日々を送っていた。そんなある日、涼平は一人の男性に劇的な一目惚れをする。男や女といった枠組みを超越した、美しくもどこか悲しく儚い横顔に魅せられ、来る日も来る日も彼を想い描く毎日。
後日、涼平は奇跡的に彼と再会を果たす。なんと彼は新宿二丁目で働くバーテンダーだったのだ。彼に近づきたい一心で新宿二丁目の弁当屋でアルバイトを始める涼平だが……?
夢に向かって真っすぐ進みながらも悩み戸惑う学生と、心に深い傷を持ち新しい恋に踏み出せない彼。さまざまな人との出会いと別れ、そして彼との恋に真正面からぶつかり、画家としても、一人の人間としても成長していく学生を書いた、年下×年上の純愛ストーリーです。
文字数 100,300
最終更新日 2024.10.07
登録日 2024.07.01
田無署の生活安全課の課長である44歳の市川静馬は、十代の頃に日舞の名門藤崎流で『伝説の女形』と称された程の色香の持ち主。静馬が発する芳香に、田無署の面々は今日も悩殺されていた。
しかし静馬には、13歳の時に先代の長男である現家元・蝶三郎との不毛な恋に溺れた過去があった。
そんな静馬は、チキン南蛮が気に入って通うようになった新宿の小料理屋のマスターと、少しずつ心を通わせていた。
同じく壮絶な過去を持つ36歳の加津佐は、静馬の好物のチキン南蛮を仕込んで心待ちにするようになっていた。
だが、静馬への愛しさに抗い切れなくなり、また静馬もどこかでそうなることを望んでいたある日、二人は肌を重ねる。
そんな中、かつて静馬を翻弄した藤崎流の家元・蝶三郎が、若い俳優と共に失踪する事件が起こり、静馬も捜査に乗り出すことに。
加津佐は何も聞かず、過去とケリをつけようとする静馬を送り出すのだった。
トシだからと独り身に甘んじていた44歳の静馬と、そんな静馬を見守り、いつでも好物を仕込んで待っている加津佐。
老いらくの恋と呼ぶにはまだ少し早い、でもそばにいるだけでも幸せで穏やかな愛を、二人は時間をかけて育んでいく・・・。
登録日 2024.10.25
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