最後にシリアル小説一覧
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生きていることに『答え』を見つけられない少女は、ある日、首吊り縄の前に立った。
しかし、いざ首を吊ろうとした時、何故かその首吊り縄の輪の向こう側に、同じように首を吊ろうとしていた少年が見えた。
「君はどうして死のうと思ったの?」なんて不可思議な現象を気にもとめずにそう問いかけてくる少年。逆に彼女が「貴方は何故死のうと思ったの?」と問返せば彼は穏やかな笑みを浮かべて「知りたいからさ。」と答えた。
首吊り縄が何故か2人のそれぞれの空間に繋がってしまった、そんな不思議な話。
***
2話で完結予定です。
文字数 8,723
最終更新日 2020.03.09
登録日 2020.03.08
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