王太子セレスティノは王立学院の卒業謝恩会で婚約者ベアトリクス・アルトドルファー公爵令嬢への婚約破棄を宣言した。傍らに男爵家の娘フローラ・ガウクを侍らせて。
この暴挙に国王は怒り、王太子セレスティノは廃嫡され、辺境の地へと流された。
ここまではよくある話である。そして、1か月後、王都には反乱軍が押し寄せ、王都民はそれを歓喜して迎え入れたのである。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
文字数 8,836
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05