わら人形小説一覧
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うちの近所には、丑の刻参りスポットになってしまった神社がある。
地域住民総出でわら人形を回収してはいるが、その数は減ることがない。
その日はいつもと違い、神主さんが一つのわら人形を見て忌々しそうに顔をゆがめた。
「呪いをかけようなんて思うやつに、同情すべき人間なんていない」
そんな強い言葉を言う。
そしてその日から、俺は「とあるわら人形」が目に付くようになった。
人を呪う、その理由を知ってしまった。
※カクヨム・ノベルアップにも投稿しています。
文字数 1,213
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.16
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