守護魔女小説一覧
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救国の魔女として王族を救い守ってきた曾祖母が亡くなり、守護を失った王家は、魔女の唯一の家族だった私『シルフィ』に未来の王妃になって欲しいと求めてきたのです。
だけど、長いお妃教育を耐えた先、王太子エルメル様が王太子妃として求めたのは私ではありませんでした。
なら、私はもう必要ありませんよね?
私が王都を出た翌日……エルメル様のお尻には立派な尻尾が生えていたそうです。 それぐらい命にかかわらないしどうってことありませんよね?
『エルメル様が気を付けるべきは、アナタの横で眠っているアパテですわよ』
なんて、私は親切に教えてあげるつもりはありません。 何しろせっかく自由になったのですから!
文字数 53,519
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.04
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