BL ネグレクト小説一覧

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学歴主義の家庭で育った周音(あまね)は、両親の期待に応えられず、受験に失敗してしまう。試験そのものがトラウマになってしまった周音の成績は右肩下がりに落ちていき、いつしか両親は彼を居ないものとして扱う様になる。
そんな彼とは裏腹に、弟の亜季は優秀で、両親はますます周音への態度が冷たくなっていき、彼は家に居るのが辛くなり、毎週末、いとこの慶の家にご飯を食べに行く様になる。
慶の家に行くことがストレスの捌け口になっていた周音であるが、どんどん精神的に参ってしまい、夜尿をしてしまうほどに追い詰められてしまう。ストレス発散のために慶の財布からお金を盗むようになるが、それもバレてしまい…?
文字数 13,033
最終更新日 2025.02.12
登録日 2023.06.24
雪夜(ゆきや)はとある理由から二次性が発現する前からΩだと思われて育った。
そして犯罪に巻き込まれないようにと、まるまるふくふくと肥え太らされた。それは愛する息子を護る為にとられた上策、ではなく愚策だった。
そのせいで『雪だるま』だと同級生の十時(ととき)たちに揶揄われながら雪夜は幼少期を過ごすことになる。
暴力のような過剰な攻撃は受けないものの雪夜にとってつらい毎日だった。
ともに助け合い励まし合えるような友だちでもいれば少しは違っていたのかもしれないが、誰だって揶揄いの対象になるような相手と関わり合いになりたくはないことは雪夜も理解していたし、助けてくれなくても責めるつもりもなかった。ただ寂しいとは思っていた。
勿論父親に相談すればすぐに解決してくれることは分かっていたが、心配をかけたくなくてひとりで耐えることを選んだ。
だけどある日のこと、雪だるまである雪夜のことを抱きしめて「大好き」と言ってくれる子に出会ったのだ。
その子は知らない子で、すぐに迎えに来た母親に連れられていき、名前を知ることもできなかったが、『あの子』として雪夜の心の中にずっとい続けた。
ふたりの偶然の出会いと雪だるま。
雪が溶けてなくなってしまうようにこの恋も消えてなくなってしまうのだろうか――?
雪だるまだった僕は太陽のようなあの子に恋をした。淡い初恋のお話。
文字数 67,260
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.01.06
理由も知らされないまま長い間大きな箱(屋敷)の小さな箱(部屋)の中で育った名もなき少年。
無為に過ぎていく時間。ある日少年はメイドによって外へと連れ出されるが、それは少年にとって解放ではなく――。
少年は何もない小さな箱の中で『愛』を求めていた。
少年の危機を救ったとある男もまた『愛』を求めていた。
ふたりは出逢い、そして男は打算と得体の知れない感情から少年に嘘をついた。
嘘から始まったふたりの関係はどうなっていくのか。
※暴力、無理矢理な性描写、虐待等の表現があるので苦手な方は自衛をお願いしますm(__)m
文字数 42,785
最終更新日 2022.05.21
登録日 2022.05.15
顔見知りの客に3か月間のバイトを頼まれた。
興味本位で話を受け、初対面の大人しい坊主頭の男と共同生活をする。
何事もなくバイトを終えた3か月後、再び男が現れる。
文字数 83,299
最終更新日 2021.03.20
登録日 2021.03.15
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