ライト文芸 霊能者小説一覧
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更新 令和6年1月7日
***霊能力の強い女が生まれる一族・水無瀬。
水無瀬 玄州(みなせ げんしゅう)を頂点とする水無瀬一族は、『ひとつの国家を掌握する』という野望を抱いている。
一介の拝み屋だったのが、政治・経済界から頼られることが多くなり、時代の流れとともに宗教色を強めた一族だ。
ある日、当主の水無瀬 知世(みなせ ちせ)が早々に亡くなり、新たな当主が選ばれた。
新たな当主となったのは、14歳の少女、礼夏(れいか)だった。
関連作品
『繚乱ロンド』『月光に咲く花』など。
※『繚乱ロンド』は礼夏の娘の物語です。
文字数 28,862
最終更新日 2024.01.07
登録日 2022.03.26
人の願いを叶える犬神を貸し出す神社に生まれ育った高橋裕樹。だが、父と違う超常的存在が“視(み)える”ことから祖父に『この神社を継ぐのが義務』と口うるさく言われてきた裕樹は犬神たちとなるべく距離を置いて生きるようにしていた。
そんなあるとき、雄と雌の犬神がつがいとなり、千年ぶりに子どもが生まれる。その数、なんと一〇八……家で裕樹以外に視える祖父はその世話に忙殺されることになった。
だが、嬉しい悲鳴をあげた翌日、祖父は脳卒中で倒れてしまう。
辛うじて、裕樹に「犬神たちを頼む」「お前を縛って済まない」というせりふを遺して世を去ってしまう。
祖父の謝罪の言葉もあり、仕方なく裕樹は仔犬神たちの世話に励むことにする。まず、最低限の躾に取り組む――
文字数 61,563
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.11
僕は幽霊と話ができて、ある程度のトラブルを解決できる。ある日、同業の友人のタロウくんから、「君は何かに巻き込まれそうだ」という警告を受ける。
翌日秋の並木道、僕は美しい女性、カエデに会う。カエデはどう見ても幽霊だった。彼女はある「影」に捕まえられ、動けなくなっていた。
僕は「影」を消し、カエデを助けた。カエデはその後消えた。
「大村カエデ」は「大村センノスケ」という画家の妻だった。並木道で「影」に捕まっていたカエデは、「生き霊」だったのだ。
そして翌日、僕はタロウくんと共に「大村センノスケ展」という美術展に行く。
そこで僕らは、昨日の「影」に会う。「影」はまた僕らを襲おうとした。
「影」はある女性だった。僕は彼女の力を消し、影であった彼女の話を、タロウくんと共に聞くことになった。
僕はこの日、タロウくんと共に彼女と話を聞くことで、少し気持ちは落ち着いていた。
文字数 16,213
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.11.28
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