キャラ文芸 タヌキ小説一覧
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文明が発展し、住処を奪われた化けタヌキと化けキツネ。
両者は協力し合う事で現代まで人間社会に溶け込み生き残ってきた。
そしてまた現代に、タヌキとキツネは会談していた。問題はタヌキの娘の婿選びである。
どうしても人間と結婚したいという変わっている娘の婿を探すため、両者は知恵をしぼり久々に人間を化かして肝試しをすることにした。
カクヨムとノベルアップにも投稿しています。
文字数 1,669
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
1人暮らしを始めることになった主人公・紗季音。
アパートの近くの神社で紗季音が出会ったあやかしは、美形の妖狐!?
妖狐の興恒(おきつね)は、紗季音のことを「自分の恋人」が人型に変身している、とカン違いしているらしい。
紗季音は、自分が「谷沼 紗季音(たにぬま さきね)」というただの人間であり、キツネが化けているわけではないと伝えるが……。
興恒いわく、彼の恋人はキツネのあやかしではなくタヌキのあやかし。種族の違いから周囲に恋路を邪魔され、ずっと会えずにいたそうだ。
「タヌキでないなら、なぜ『谷沼 紗季音』などと名乗る。その名、順序を変えれば『まさにたぬきね』。つまり『まさにタヌキね』ではないか」
アパートに居すわる気満々の興恒に紗季音は……
文字数 123,701
最終更新日 2023.01.31
登録日 2019.12.01
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