ファンタジー 株式 小説一覧
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顧客との面談を終え、地下駐車場に停めた車で一息ついていた若き証券マン、斉藤奏(さいとう かなで)。しかし、突如として発生した線状降水帯による豪雨が、彼の運命を大きく変える。冠水する車内で意識を失った奏が次に目覚めたのは、女神を名乗る美女の前だった。
「あなたには、剣も魔法も与えられません。与えられるのは、あなたの知識と経験だけです」
そう告げられ転生した異世界で奏が出会ったのは、偽りの罪で婚約破棄され、全てを失い森をさまよっていた公爵令嬢、ルナマリアだった。彼女の瞳に宿る深い絶望と、それでも失われない気高き魂に心を動かされた奏は、彼女を救うことを決意する。
「僕と一緒に、新しいことを始めませんか? 僕らの商会を」
武器は、現代日本で培った証券マンとしての金融知識。奏は異世界には存在しない「株式」の仕組みを応用し、資金を集め、画期的な新商品を開発していく。
これは、追放された悪役令嬢と、知識だけが武器の転生者が手を取り合い、逆境と絶望から這い上がる奇跡の物語。二人の「サイフォン商会」が、やがて王国の経済を、そして人々の運命を大きく変えていく――。
文字数 15,618
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.09.19
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俺の名前は、ダニエル。ジャービス王国という小さな国の第4王子だ。
念のために説明しておくと、俺は異世界に転生していないし、前世の記憶もない。そして、この世界には魔法はない。普通の世界だ。
俺が戦っているのは魔王や勇者でもなく経済事件。ジャービス王国内で発生する経済事件を解決するのが俺の役目だ。
派手なアクションで犯人を捕まえるようなハードボイルドな事件の解決は期待しないでほしい。俺は喧嘩が弱いのだ。
不本意ながら内部調査部長に就任することになった俺。
部長だと気分が上がらないから、経済事件を解決する『探偵』になったという設定にしておこう。
剣も魔法もハードボイルド要素もない、地味な探偵だ。
文字数 354,322
最終更新日 2023.03.27
登録日 2022.11.07
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