ファンタジー 戦記物小説一覧

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ふと目覚めると、そこには鬱蒼と生い茂る木々、そして桃色の空が広がっていた。
ここは、一体どこだろうか……? そして、俺は一体誰なのだろうか……?
見知らぬ土地、いや……、見知らぬ世界。
ここはどうやら、魔界と呼ばれる世界であるらしい。
それを教えてくれた美形の青年ライは、いわゆるゴブリンという種族らしい。
彼の話によると、魔界は様々な異種族や魔物が跋扈する危険な世界なのだそうだ。
それは概ね自分の想像上の魔界と一致していた。
自分のことは何も覚えていないのに、何故そんな知識だけは残っているのか?
疑問は残るが、そんなことを気にしている余裕はない。
問題は、どうやってこの世界で生きる抜くか、である。
疑問など、あとで考えればいい。まずは生き残る術を身につける必要があった。
とは言っても今の俺に頼れるのは、目の前の親切なゴブリン、ライだけである。
俺は生き残るために、彼を頼ることにした。
そんな俺の頼みを、彼は快く引き受けてくれた。
彼から学び、生活の術を身につける。それが目下最大の目標となる。
魔界での生活はやはり苛酷だったが、同時に素晴らしく充実したものでもあった。
ライとの共同生活の中で、俺は様々な知識を学び、技術を身につけることに成功する。
しかし、こんな生活も悪くないなと思い始めた最中、事件は発生した。
――その事件を発端に、俺は波乱の日々に巻き込まれることになるのであった。
この物語は、そんな波乱の日々に流されながら仲間を増やし、その仲間達と共に魔界で戦い抜いていく、そんなお話です。
※タイトルを変更しております。旧題:魔界DEサーガ
文字数 379,039
最終更新日 2023.06.11
登録日 2018.03.25
残酷な傭兵たちの手によって故郷を奪われたティナは、母の遺言通り、形見のペンダントを握り締め、逃亡する。
なんとか逃げ延びたティナは、盗賊を名乗る底辺冒険者ルチアに助けられる。
冒険者になったティナは盗賊と罵られながらも、ほかの冒険者たちのおこぼれにあずかり、なんとか食いつなぐ。
そんな、ある日、ティナはとんでもない遺跡を見つける。
遺跡に隠されていたのは、古代の帝国が残した超巨大魔導戦艦だった。
機械の兵士、マギアマキナたちにティナは古代帝国の皇帝の末裔であることを告げられる。
ティナは新しい仲間たちとともに掘り起こした戦艦を修理したり、学園に通ったり、困っている人を助けたりと忙しくも幸せな日々を送る。
だが、帝国の遺産を狙う傭兵と古代から続く陰謀が、ティナをそして周辺諸国をも巻き込む大動乱を引き起こす。
これは、心優しき少女ティナが、仲間たちとともに迫りくる危機に立ち向かう物語。
文字数 243,547
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.07.31
複数の国が存在していた新相150年。時は進み、数多の戦乱を駆け抜け大帝公国が誕生する。その中で、東の辺境地でもある、煌王国が小国として独立をまだ保っていた。その理由は数多があるが
文字数 1,194
最終更新日 2020.02.06
登録日 2019.12.03
◆◇◆◇
田舎の小貴族であるアルフレッドは、若くして軍才を示し、王国の将軍職を任される。
そして、王国が長年に渡って戦い続けてきた宿敵、帝国の撃退に成功する。
だが、凱旋準備のため王都郊外で待機している時、突然、将軍職を解任され、中央政府から追放されてしまう。
激怒したアルフレッドは反旗を翻して王位簒奪を企むが、部下の進言により不可能と諦めて領地へと帰還する。
領地を発展させ、周辺領主を吸収し、外国の支援を取り付け、いつの日か雪辱を拭うために奮闘する物語。
……副官が。
──────────
アルフレッドには、優秀な副官がいた。
知略に富み、学に優れ、武勇もある。
だが、その素性は不明。
雪辱の日の数年前、ある戦場でその活躍を見たアルフレッドに雇われるが、それ以前の経歴をほとんど語らない。
ただ、己の復権を目指しているらしいが……。
(別タイトルでなろうに掲載中)
文字数 12,671
最終更新日 2018.08.25
登録日 2018.08.22
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