ファンタジー ブーツ小説一覧
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気になって仕方がない。
隣に座っている女性が身に着けているものが気になって仕方がないのだ。
とにかく目が離せない。
鮮やかなそれから視線を外すことができない。
わたしは本を読むふりをしながら、眼鏡越しにチラチラと盗み見していた。
✧ ✧
それがすべての始まりだった。
まさか、女性用ブーツに変身するなんて……、
まさか、紳士用ブーツと恋をするなんて……、
まさか、そんなことが起こるなんて……、
文字数 24,264
最終更新日 2025.01.08
登録日 2025.01.05
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