曲亭馬琴が編纂した、江戸時代の珍談、奇談の類から様々な事件の記録等を集めた書
「兎園小説 余録」
その中から、身長2メートルを超える巨人「大空武左衛門」についての記録をご紹介します。
文政十(1827)年五月、熊本藩、細川候の参勤交代のお供として江戸に入った武左衛門は、キャラクターグッズや錦絵が出回る「超有名人」として一大ブームを巻き起こしたようです。
当時の人々にとっては、まさに空を突く「巨人」だったのでしょう・・・・。
非常に短い原典の現代語への翻訳です。
文字数 2,363
最終更新日 2020.06.06
登録日 2020.06.06