竜王チート小説一覧
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今は遠い昔。
まだ天と地が近かった頃。
「天空の星」をその身に宿して「運命の神子」は産まれた。
天を二分する帝王たちは「神子」の身柄を巡って永い戦いを始めることになる。
一方は「帝釈天」を主と仰ぐ「天軍」
もう一方は「阿修羅王」を主と仰ぐ「鬼神軍」である。
神々の戦は短期にして終わらず。
そんな言葉が囁かれるほどの永い戦いの果てに天界は頂きを失った。
帝王たちの相討ちによって。
神話は語る。
聖戦の後に「神子」の行方を知る者はいない、と。
聖戦から悠久の時が流れ、天界が再び動き出すとき、地上ではひとりの少年が現実の荒波に耐えながら生きていた。
人は彼をこう呼ぶ。
「修羅」……と。
知らず名付けられた通り名の意味を「彼」は知らない。
この物語は自サイト他にて連載中です。
文字数 134,901
最終更新日 2024.05.21
登録日 2022.12.19
ヴァーミリオン竜王国――――
その国は創生神の眷属である竜王が建国した国。
世界の始まりを告げたと言われる初代竜王は辣腕を振るい、ヴァーミリオンを中心として周辺国を作った。
派生した周辺国は竜王が信頼する家臣の竜が初代の王を務め、それから二千年の時が流れた。
数百年に一度の割合で異世界から人間が転移してくる。
その人間の事を“異界神”と呼び、異界神が舞い降りた国は大切に保護した。
知識は富と莫大な発展を約束し、異界神が転移によって得た加護や祝福は素晴らしい効果をもたらした。
日本生まれ日本育ちの私は転移者ではなく、転生者。
それも、竜族の姫――――
竜は番を得たら番一筋。
番同志は番の儀式を行って初めて、不可侵で唯一無二の完全な番となる。
儀式を終えた者は、ずっと番だけに貞節を誓い、生涯宇にわたって己の全てを捧げ愛する。
儀式をするまでは、一目惚れして惹かれ合う恋人同士と変わらない。
相手の何もかもが好ましく、熱愛状態に入る。
―――が、この状態では最後だからと他の異性をつまみ食いする竜も居たりする。
儀式後は相手にしか興味も関心もなくなる為、その前に浮気する竜達はそれなりに多い。
竜は生命力が世界最強なだけあって、性欲も強いのだ。
私は転生者、価値観の基準は日本人。
恋人だろうが夫婦だろうが、相手がいるなら貞節は大切。
そんな私が竜として転生したということは――――
婚約にトラブルが起こることは間違いないのである。
竜族はツガイを一度得て儀式を済ませると、他の者の見せる事すら厭い、隠して囲いたがる習性を持っている。
物凄い執着でツガイを囲い込み、唯一無二の溺愛は約束されているが、竜のツガイの生活の中でそれだけがツガイとしての利点である。
それ以外では会う相手が制限されたり、出かける場所にはツガイが同行出来ないのなら外出も不可だったりと、自由が制限されまくる。
大きな鳥籠で愛でられるだけの生活が待っているといったところ。
引きこもり好きでもない限り、ストレスフル間違いなしなのだ。
そう。竜族がツガイを得たら、ヤンデレにパワーアップするのである。
―――私、パパの隣でのんびり暮らしたいです。
世界最強の竜王様の隣に居座りたい娘と、その娘のツガイの座を狙った男達の物語。
カクヨム様にも投稿しています。
文字数 32,710
最終更新日 2021.12.06
登録日 2021.06.23
この世界『アズフェワール』は、『天空』と『地上』で分かたれていた。
その天空に住んでいる、ドラゴン族の長である『竜王』 ——〈ルメア・ルイ・レヴェナント〉がいた。
ルメアは、齢二十六歳。
史上最年少で、十四代目竜王になった。
ルメアには四人のドラゴンがつくことになった。
黒竜、黄竜、緑竜、白竜の、四人の竜。
それぞれがかなりの力を持っている、強き竜たちだった。
そして、世界最強の竜王には、とても可愛らしい、双子の弟 ——〈ケルラ・ルイ・レヴェナント〉がいる。
ある日、『天空城』に住んでいる女神に呼び出され一人で向かった。
だが、そこで女神に突き落とされてしまったのだ。
「ふざけんじゃねぇぇぞぉぉっ!!?」
竜王ルメアの叫び声は、天空と地上にも響き渡った。
この物語は、世界最強の竜王、ルメアが自分をつき落とした女神に復讐するべく行動する、“ファンタジーBL” である。
(あまり BL 要素は入っていませんが、入れたらしばらくそのシーンが続きます。
ご了承ください)
それでは、楽しんで頂けたら何よりです!
文字数 132,580
最終更新日 2020.07.31
登録日 2020.03.26
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