イェルフ族の娘ウタイは、里を襲った野伏たちに追われていたところを、ポロノシューと名乗る陰気な男に救われる。人間であるポロノシューに決して気を許そうとしないウタイだったが、背に腹は代えられず、護衛として雇うことに。すると共に旅をしているうち、彼に対する感情に変化が起き始めて……。
人間とイェルフ族の数百年に及ぶ戦いのなかで、密かに咲いた三つの物語。
2018年改稿。
小説投稿サイト『小説家になろう』にて同時掲載中。
文字数 106,864
最終更新日 2018.08.27
登録日 2018.07.12