恋愛ファンタジー小説(外部サイト)一覧
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【カクヨムコン8特別賞受賞‼︎】
『今年生まれた子どもの中に、聖女の力が宿るであろう』
そんなお告げがあったと神殿が発表したのは、もう18年も前。
誕生日のスキル検査で、聖女候補とまで謳われた公爵令嬢リゼリアに発覚したのは、【たくあん】と言う謎の黄色い食べ物を無限に錬成できるという【たくあん錬成】スキル。
その瞬間、愛してくれたはずの両親に役立たずと罵られ、婚約者であった王太子には身一つで追放を言い渡されたうえ、自身の双子の妹と浮気されていたことを知ったリゼリアは、一人何も持たされずその足で国を出る。
隣国フルティアへと渡る道中で行き倒れの美しき聖騎士クロードを【たくあん】の独特なニオイにより目覚めさせ、二人で彼の国フルティアへ向かうことに。
甘々に溺愛してくるクロードにたじたじになりながらも、教会の食堂にてスローライフしつつ前向きに、そして懸命に生きていく。
食べた人の怪我や病気が治る不思議な【たくあん】──て、これって聖女の力なんじゃ!?
【たくあん聖女】は果たして【たくあん】で幸せを掴むことができるのか!?
虐げられたたくあんの逆転劇×恋愛ファンタジー!!
カクヨム公開中。
登録日 2023.06.25
「ちょっと運命的かもとか無駄にときめいたこのあたしの感動は見事に粉砕よッ」
琥珀の瞳に涙を浮かべて言い放つ少女の声が、彼の鼓膜を打つ。
その右手には片刃の長剣が握られていた。
彼は剣士であり傭兵だ。名はダーンという。
アテネ王国の傭兵隊に所属し、現在は、国王陛下の勅命を受けて任務中だった。
その任務の目的の一つ、『消息を絶った同盟国要人の発見保護』を、ここで達成しようとしているのだが……。
ここに至るまで、彼の義理の兄で傭兵隊長のナスカと、その恋人にして聖女と謳われたホーチィニ、弓兵の少女エルと行動を共にしていたが……。紆余曲折あって、ダーンの単独行動となった矢先に、それは起こった。
咄嗟に助けたと思った対象がまさか、探していた人物とは……というよりも、女とは思わなかった。
そんな後悔と右頬に残るヒリヒリした痛みよりも、重厚な存在感として左手に残るあり得ない程の柔らな感覚。
目の前には、視線を向けるだけでも気恥ずかしくなる程の美しさ。
女性の機微は全く通じないし、いつもどこか冷めているような男、アテネ一の朴念仁と謳われた剣士、ダーン。
世界最大の王国の至宝と謳われているが、その可憐さとは裏腹にどこか素直になれない少女ステフ。
理力文明の最盛期、二人が出会ったその日から、彼らの世界は大きく変化していき――琥珀の瞳に宿る想いと追憶が、彼の蒼穹の瞳に封じられていた熱を呼び覚ます。
蒼穹の激情へと至る過程に、彼らの絆と想いが描く軌跡の物語。
登録日 2018.03.18
【完結】安アパートで独り暮らしを始めた会社員で実は大企業の御曹司、温崎 陽真(おんざきはるま)。
引っ越し翌日の朝から謎のド天然幽霊さくらが現れ、新妻よろしく陽真の部屋の家事全般をやり始めた。
御札も盛り塩も効かない幽霊に陽真は翻弄される。
登録日 2022.12.12
死の接吻と呼ばれ忌み嫌われた少女ジゼルがある日出会った美貌の魔法使い。
ヴィンセント・ベルンシュタインと名乗る彼の手を取った時、ジゼルの運命は動き出す。
魔法使いが絶対の権力を握る貴族社会で、己の過去すら知らぬ少女はたくさんの壁にぶつかりながらも、少しずつ誰かを愛する気持ちを覚えていく。
――――「いつかは消えてしまうとしても、それでもあの人が好き」
恋のために生きる屍の少女と、稀代の天才魔法士が紡ぐファンタジーラブストーリー。
登録日 2015.11.14
「アユリ、こっちに来てくれないか」
「はい?」
「今日は君と一緒にいたいんだ」
夫であるレイヤと結婚したのは、今から約二年前。
しかし私とレイヤは、親同士が決めた結婚で、いわゆる政略結婚だった。
レイヤは悪い人ではないし、優しい人なのだけれど。レイヤには他に思い人がいるということを、私は知っている。
レイヤはその女性のことを、ずっと忘れられずにいる。 だから私のことも、妻として見てくれていない。
私はレイヤから愛されることなんて、この先ずっとないんだ。
ずっとずっと、そう思っていたのにーーー。
「アユリ、君はもしかして……俺との離婚を考えているか?」
「えっ……?」
「違うと言いたいのか?」
それなのにレイヤは、私をベッドへ押し倒すと、私を抱いた。
それがレイヤの、私へのせめてもの償いなんだと思っていたから。
でもーーー。
「アユリ、俺は君が好きだ。愛している」
「君は俺の妻だ。簡単に君を手放せる訳がないだろう?」
アユリの夫・レイヤ(25)
アユリとは二年前に結婚した。アユリいわく、思い人がいるということであるが……。
アユリのことを大切にしたいと思っている反面、アユリが離婚したがっていることに気付き、困惑する。
「レイヤ……私もあなたが好き。 でも……」
「どうして? あなたには、心にずっと思ってる人がいるんでしょう?」
主人公・アユリ(25)
ティアナ家の長女。両親が決めた結婚相手・レイヤと二年前に結婚。
しかしレイヤに思い人がいることを知り、離婚するかどうか葛藤している。
実家は有名なホテルを経営している。
新しい恋愛ファンタジー作品となっています。
START 2022/11/10〜
登録日 2023.01.20
前世で交通事故により命を落とした優梨は、神によって今の世界に転生した。
優梨が転生したのは、科学と魔法が混在する“並行世界の地球”だった。
この地球には異種族や魔物、精霊に妖怪までが存在した。
人間も魔力を持ち、ありとあらゆる「スキル」を持って生まれる。
そして、優梨はこんな世界でも異端の存在として扱われる“異能者”として転生していた。
おまけに異能者の中でもかなり異質な存在であり、そのレベルは「災害級」だった……――
転生してから幾年も過ぎた現在、優梨は高校2年生に進学した。
今の優梨は長い年月をかけ、自分と同じ存在である仲間と出逢い、一緒に生活をしている。
“普通じゃない”異能者であることを隠し、どこにでもいる“普通”の女子高生として……
この物語は、優梨が仲間と一緒に普通に学校に通い、時々ファンタジーな日常を過ごして、恋をする話。
困難を乗り越え、いくつもの出会いと別れを繰り返しながら“絆”を深めて生きていく……
そんな物語である……――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※ ファンタジー設定ですが日常と恋愛が主要のため、話によってはファンタジー要素が薄いかもしれないです。
※ 仕事と子育ての合間にちょこちょこと書いています。更新は不定期になるかもしれません。
登録日 2020.10.22
幼い頃の病がもとで白髪になった王女エステリーゼは、政略結婚の駒として嫁いだ先で、一夜のうちに離縁を告げられた。
その一年半後、彼女に舞い込んだのは、国内最南端の島を治める伯爵に、書生として厄介にならないかという話だった。
だが、新たな主人となった伯爵は、今まで接したことのない種類の人物で……
己の誇りと純情(!)をかけて、島を襲う大小の危機に立ち向かう王女と伯爵の物語。
登録日 2021.05.12
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