監察医小説(外部サイト)一覧
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父母が道しるべとして警察け、警視庁へと尽力を注いでいた。
だが、一人息子の正隆は医学部へと進んだ。
「医学部では人体について詳しく教えてくれる。被疑者や犯人を捕まえるには、もってこいな学部だと思うよ」と。
それが反抗期の始まりだった。
そのマサは、医学部に入ったがために普通の学生として過ごすようになった。
だけど、その行いを両親は目を瞑っていた。
後々は両親と同じ警察関係の仕事に就かせるためだ。
自分が親の言うとおりに進むということに反抗を覚えたのは大学在学中だった。
だけど、その抵抗に対抗する力がなく卒業後は父の言うとおりに監察医から初め、やがて警視庁へと入庁した。
その警視庁には、幼なじみのヨシが先に入庁して先輩風を吹かし、課全員からいじめを受けることになった。
「親の七光り」
そう呼ばれていたマサは、夏休みにフランスへと観光に行った。
警察関係者なら誰もが羨むインターポール・フランス本部。
そこで知り合ったのはショーンだった。
そこから人生が狂うことになるが、まだ自覚の無いマサだった。
自分たちの思い通りにさせようと画策する両親(即親)VS無自覚の一人息子(マサ)
そんなマサの物語。
登録日 2019.10.02
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