血のない家族の番外編小説一覧
1
件
とある墓には、お茶やおはぎなどではなく、ネジやボルトが供えられました。
その墓に眠っている老人は生前、自分のことをロボットだと言ってました。
そしてそれは確かに真実だったのです。
老人は日頃から周りの人に
「自分が死んだら、墓にはネジとかボルトなんかを供えてくれ」
とお願いしていました。
したがって、老人の墓にそれらを供えるのは当然であり、決して不思議なことなどではなかったのです。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。
文字数 6,126
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.21
1
件