おそらく滅多に当たらない(笑)小説一覧

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一話毎の終わりに競馬の事を書いてたけど、趣味で無い人には悪いかなと思い、違うところで書く事にした。 なので文字数は纏まらない。 思いっ切りファンタジックに、けれど競馬は実際のJRAのレースを元にするので、そこは真実になる。 もちろん当たり外れもね。 自分の名前は忘れた。 確かWINS(場外馬券場)で落ちていた馬券を拾っていたと思う。 宝塚記念だったかな?。 ふと目についたのは数字だった。先程の宝塚記念と同じ当たり目だ。 異世界記念?、ふっ、見間違いだな。 そう思い懐に入れた。 その刹那、目の前が真っ白になる。 あっ、これ貧血だ。 倒れたのは分かった。 顔を地面に打ちつけたから。 あ〜駄目だ、ただの貧血じゃ無い。 それからは何処かに自分の身体が、まるで川に流される様にふわふわと動いていく。 異世界なのだけど···。 若返って20歳くらいだけど。 頭の中に響いたのは(スキルJRエー)。 名前はハクタらしい。 そして公園で拾ったラノベとか言うのに書かれてた景色と一緒。 草原だ、草原だよ。 どうする、これよ。 目の前を馬車が行く。 あっ、街道だ。 そこに盗賊が現れる。 頭の中でピーンと来た。 多分これ、助けないと駄目なやつ。 しかしどうやって。 俺のスキルはJRエーだぞ。 思い付くのは···馬運車召喚!。 出るわきゃな···「出たよおい!」。 盗賊を馬運車で蹴散らした。 何人か轢いたよ。 何か悪い。 盗賊だよ、相手は。 「私商人のノレドと申します」 「俺、ハクタって言います」 「俺等護衛のヤフードと···」 「キルダだ有難うな」 で、ラノベの如く感謝されて、馬車の商人と二人の護衛さんとともに、ヨードって町へ行く事に。 うん、商人さんの口添えで、入場税も払って貰い、初日は商人さんの家に泊まり、その後の宿も取って貰えた。 おまけに有り難い事に3ヶ月分の生活費までくれた。 もうね、感謝感謝だよ。 さてどうする家康、じゃ無い。 どうするハクタよ。
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文字数 61,466 最終更新日 2024.09.06 登録日 2024.07.16
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