2010年日本文学出版大賞の特別賞を貰ったものです。記念品として賞状と蛍光ペンを貰いました。
「賞を与えたかったが小説ではないため別に特別賞を作った」的なことを言われました。ふうん。
2010年。仕事を始めては辞めるを繰り返していた僕。金が完全に尽きた僕は生活資金を借りるため役所へ行く。
同時期、彼女に振られる。精神的に追い詰められながら、日雇いの仕事へ向かう。
増える酒量、統合失調症の気配。ただ生きる。なんのために?
文字数 29,651
最終更新日 2024.01.21
登録日 2024.01.17