テケテケン小説一覧
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草むしりの仕事をサボって昼寝をしていた農家の一人息子ノービス(11歳)の前に男性と少年の二人が現れる。少年は148年後の未来から来たノービスの孫の孫だと自己紹介し、連れの男性を元・神様の「僕奴」だと説明した。
少年が言うには今から何十年か後、老人となったノービスが老衰で天寿を全うする際に「皆、死ねば良いのに」と世界に対する呪いの言葉を吐いた事、更にはそれを「願い」として正式に処理してしまった当時は神様方の一柱であった男性のせいで、少年を含めたノービスの子孫達は大変な苦労をしているらしかった。どれだけ頑張っても挽回は出来ないと悟った少年はならばいっそ最初から無かった事にしてしまえば良いと過去に戻って、ノービスが死の間際に変な事を言い出したりしないですむくらいに彼を「幸せ」にしてしまおうと考えたと言う。
当然の事ながら「信じられない」というノービスを納得させる為、とりあえず今ぱっと思い付く願いを聞き出した男性は半減してしまっているとはいえ元・神様のチカラを使ってノービスの「空を自由に飛びたいな」という希望を叶えるが……。
文字数 7,700
最終更新日 2022.08.24
登録日 2022.08.24
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