子供には過酷なのでR18小説一覧

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生死を繰り返す偏屈男が、とある国の小さな街で平民の息子として生まれた。赤子として目覚めてすぐに現状を把握したが『毎回の不満は赤ん坊は声道(声帯)が弱すぎて言葉が発せないことだ』と苛立つ。 ”何万回、生を繰り返したかわからないが今世はマシなようだ。” 前回の生は名も無き小鳥だった、彼は自由はあっても不便な生命体だったと独り言ちる。 だが、人間として再び誕生はしても幸先が良い人生とはならなかった。 左胸にある大きな痣が不気味だと恐れた両親は生後3か月の我が子を魔の森に捨てた、いきなりの赤子サバイバルが始まる。 酷い差別が蔓延る時代だと知り、男はウンザリするのだった。 時には賢者、または詐欺師、酷い時は悪魔とまで呼ばれた男の最終目的は……。 「いや、別に。OOてる意味なんてないからな?」
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文字数 16,991 最終更新日 2022.07.08 登録日 2022.07.05
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