マゾ調教小説一覧
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男の心を、肉体で引き付け、表情で揺らし、言葉で弄ぶ。
ある時はネットで、ある時は街中で、ある時はマンションで、ある時は職場で。
誰もが焦がれてやまない高嶺の花、見ただけで諦めが付く極上の美女。
そんな女と目が会い、話し、隣を歩き、肉体を交える。全ての男がその幸運に陶酔する。
美しく、淑やかで、気品溢れるその女性は、薔薇に付き物の棘もない。
そのオンナはただただ微笑む。
これは玲奈という享楽的なオンナの日常。
そして美女に魅入られた男の結末。
文字数 118,089
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.02.14
■イーデスブックスより電子書籍化しました■
ボクは桃から生まれた桃太郎であり、何の因果が応報したのが、それとも、運命論的な帰結なのか分からない。それが予定調和であっても構わないわけだ。
とにかく、とりあえず、ボクは鬼が島に向かうことになる。
そこで、ボクは地獄を経験する。それはある意味「天国」であったかもしれないが、その意味をここで問うことはあえてしない。
つまるところ、室町・中世期において、ボクが主人公たる「桃太郎」は新参の文学であり、古典文学とは一線を画すものであったのであり、改変し放題の自由な物語であったという事実は歴史的に認めなければならない。
それを認めないのはある意味文芸に対する冒涜だろう。
ライトであろうがなんであろうが関係ない。
というわけで、ボクは語らざるを得ない、ボクがそれを望むかどうかは、どうでもいいことだからだ。
では語ろう。
ボクの「桃太郎」という名の物語を――
文字数 5,047
最終更新日 2018.03.13
登録日 2018.03.13
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