ラブコメではない…はず小説一覧

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日本政府からあっさりと見捨てられた千葉県北部と茨城県南部。 しかし住民はといえば、元気にたくましく――というか、さして気にすることもなくフツーに暮らしていたりも。 そんな「セーグフレード領シモウサ」の防衛局司令に、若干16歳にして任命され、赴任してきた少女ルクフェネ・ティッセと、補佐に志願した地元の高校生・相馬圭が、抱え込んだコンプレックスに折り合いをつけながら成長し、そして想いを強めていく物語。 ❖ルクフェネ・ティッセ❖ 防衛局に司令として赴任してきた少女。アルテリウア、16歳。王族らしい。しかしその生まれをもって特別扱いされることを嫌い、自分をありのままに理解してくれることを望んでいる。おしゃれには無頓着。また、同世代との交友がなかったため、恋愛関係に疎い。 ❖相馬圭 (そうま けい)❖ 防衛局が置かれた取手市内に住む高校生。17歳。都内の大学へ進学する道が閉ざされたことを理由に、防衛局の補佐に志願した。少しでもルクフェネの役に立てるようになりたいと、もがく。姉・妹・母という家族構成からか、女子耐性が強い (無頓着ともいう)。 ❖リバ❖ モミョ族 (外見的には長毛種の猫。尻尾が3本あって、背中にはコウモリのような大きな翼が生えており、ライオン並にでかい――が) の侵入者。不遇な種族の名誉を回復するため、手柄を立てようとしている。 ❖カルナ・ウィーディルビルグ❖ セーグフレード領シモウサ総督。アルテリウア。28歳。圭から見ても相当な経歴の持ち主だが、飄々とした、とらえどころのない人物。ルクフェネとは旧知の間柄の模様。 ❖コヨ・タキッシェ❖ シモウサにやってきた冒険者。ネズミかそれ近い種族の、いわゆる獣人。ルクフェネがいうには、その目的から、逸早く新たな土地にやってくることは理解できるが、査証が発行されるのが早過ぎるらしい。 ❖木葉つぐみ (このは――)❖ 圭の幼なじみ。17歳。圭のことが好きだが、想いを告げられないでいる。 ❖二十日兎 (マルシェ)❖ 正体不明のアルテリウア。シモウサには、ローブと仮面を依り代に現れる。かなり能力の高いアルテリウアと思われる。 ❖精霊たち❖ 下総国北部と常陸国南部の精霊たち。ケヤキちゃん、ジャモちゃん、ツムギちゃん、アヤメちゃん、カスミちゃん (+マリモちゃん)。 ❖精霊たち(?)❖ シライちゃん (しらいっしー)、ウサギちゃん (兎田ぴょん)。 ❖神々❖ 下総国北部と常陸国南部の神々。香取の神、鹿島の神、筑波の神、牛島の神。 ❖魔物(?)❖ チョーシュー・リーキ、かっぱのキューちゃん、コスモ星丸、まさかどくん、なあにちゃん。
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文字数 253,425 最終更新日 2022.04.21 登録日 2020.10.13
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