「天愛司は、天使だ――本人曰く。」
愛本叶多、高校二年生。
彼女が住む雨宮県ではここ数年、人知れず奇妙な怪事件が散発していた。
その夏、叶多は思いがけずあこがれの先輩、園安結人から告白されて交際を始める。その一方で、幼馴染で奇妙な少年、天愛司に対しては相変わらず複雑な感情を抱いたままだった。
司のことが気になりながらも、結人と少しずつ距離を縮めていく叶多。
そんな彼女の日常にも、徐々に怪事件の魔の手が迫ってきていた……。
初投稿です。完結済み。一年以上前に書いたものを大幅に書き直したものになります。
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