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俺は泣いた。人生がクソ過ぎて泣いた。
連続不眠労働記録が二週間目に差し掛かる頃、満身創痍の俺は一日の休みを与えられた。
俺には趣味はなく、理想も希望もなにもない。彼女いない歴=年齢。おまけに学歴もない。この現代日本において、俺は全くの無だった。いや、俺が現代日本だった。現代日本の闇だ。闇の化身だった。
現代日本が死にかけているように俺の人生もあっさり終わりそうになっていた。
そんな俺の帰り道に妙な女の子が泣いてて、助けようとしたら逆に助けられた挙げ句、自分のことをデラックス超肯定ロボットとか言いやがる。
疲れ過ぎて頭がおかしくなったのかと思ったがそうでもないらしい。
奴は俺を肯定して人生をより良くするのが使命らしいがそんなことで何か変わるのか──?
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需要が有れば続きます
文字数 11,251
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.17
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