とうもろこし小説一覧
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ある町の小さなスーパーマーケット。野菜の中に、お客さんに見られたり触られたりするのがいやでいやであたまらないはずかしがりやのとうもろこし、ことさんが置かれています。ことさんは、お客さんがおいしそうか確かめるために皮をむいて調べようとするたびに、お客さんの手から転げ落ちたり転げまわったりして気持ち悪がられます。
ある日、同じトウモロコシのなかまから注意されますが、ことさんはやはりどうしても見られたり触られたりするのがいやなの、ということを聞きません。
スーパーマーケットはことさんが動き回るため、おばけとうもろこしがいる、と噂になってしまいます。野菜売り場の売り上げも落ち込み、困り果てる店長さんたち。
なんとか売り上げ回復のために、野菜たちの意見を聞くことにします。
文字数 8,248
最終更新日 2018.02.02
登録日 2018.02.02
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