これが私のハッピーエンド小説一覧
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青年は薄れゆく意識の中で願いました。
嗚呼、あと一分だけでも、ぼくが動くことができたなら。
青年の願いが聞こえたのか、現れた魔女は言います。
機会を与えましょう。掴み取るかは貴方次第。
わたしは貴方の最期の抵抗を見届けることとしましょう。
そうして、青年は運命を変えるための最後の機会を手にします。
それは、大きな絶望と、小さな最期の幸せの始まり。
文字数 3,438
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.28
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