新宿2丁目小説一覧

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BLなのかもしれませんし、そうでないかもしれません。 沖縄からたまたま東京に来ていた警官・矢上明信(やがみ・あきのぶ)は、悲鳴を聞きつけある女性を助けました、が、彼女は言いました。「私、男です」 あっけにとられる矢上に彼女いや彼は自分も沖縄の人間だと告げ、勤め先であるミックスバーの名刺を渡して立ち去りました。彼女いや彼は金城明生(きんじょう・あきお)という名前なのですが読み方を変えて‘あけみ’と名乗っています。同じ明の字を持つ同郷の矢上を、‘あけみさん’は「ノブさん」と親しく呼びました。 矢上はやがて上京の度に、彼女いや彼こと‘あけみさん’やミックスバーの面々と親しく交流するようになります。矢上自身はやくに妻と死に別れ、孤独を紛らわせる場を探していたのでした。 ところが矢上の中学生の息子が母親の遺品で化粧を始めるようになります。息子は小さな頃から女の子のものを欲しがることが多かったのです。今はなんとか保健室登校をしていますが、「高校へ行きたくない、制服を着たくない」と泣き叫びます。悩んだ矢上は‘あけみさん’に相談すると、彼女いや彼は自分の高校の女子服を譲ってもいいと申し出ます。 そして二人は制服の受け渡しのためデートをすることに。‘あけみさん’が男であることをわかっているのに胸の高鳴りをおぼえる自分に矢上は戸惑いを隠せなくて……。
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文字数 13,258 最終更新日 2022.02.28 登録日 2022.01.21
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キャラ文芸 連載中 長編 R15
夜の蝶が羽ばたく新宿二丁目にひっそりとあるBAR「タンホイザー」――オペラを愛し、魅せられた三人の裏家業は『抹消屋』である。オーナーのワーグナー、居候のヴェルディ、見た目だけが子供のアマデウスは偉大なるオペラ作曲家の魂を持って生まれた者。三人の異能力者は、今夜も鮮やかで狂った『オペラ』を上演する。
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文字数 21,010 最終更新日 2018.07.09 登録日 2018.07.05
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