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最終章・ノワール、貴女は幸せになれましたか?
第六話・閑話 ゾレガ子爵のその後…
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アボテズガ・ゾレガとゾレガ子爵、騎士団達は…遺跡の扉が壊せずに絶望に落ち込んでいるのだった。
絶望理由、その1…どんなに武器を打ち付けても傷すら入らない頑丈な扉…
絶望理由、その2…食料が無い。
絶望理由、その3…救助要請が出来ない上に、救助がいくら待っても来ない事だった。
…とはいえ、人間…動けば腹が減る。
この遺跡…ダンジョンで食材を探す事にした。
…のだが、このダンジョンは第一階層や第二階層には、虫すらいなかった。
普通ダンジョンには、何かしらの魔物が生息する物だが、それらしき物が見当たらなかったのだ。
すると、下に食料を探しに行っていた騎士達が戻って来た。
「溶岩に魚が泳いでいる!」
「はぁ? あんな中に魚が泳いでいる訳がないだろう⁉ 暑さでやられたんじゃないか?」
「なら来てみろよ!」
その話を聞いて…アボテズガ・ゾレガ、いや面倒なので馬鹿親子といおう。
馬鹿親子と騎士団達は、溶岩エリアの地底湖を目指した。
そして辿り着くと…確かに、溶岩の中から魚が跳ねていたのだった。
馬鹿親が溶岩の中から跳ねている魚を見て言った。
「あれは…幻の食材の溶魚だ!」
「幻の食材…という事は美味いのですか?」
「あぁ、一度食した事がある。 物凄い美味だったが…」
「なら、捕まえて喰いましょう! おい、取って来い!」
「いや…どうやって?」
そう、そう思うのは当然である。
溶魚は、溶岩の中を泳ぐ魚…食材ランクはSランクである。
Sランクの理由は、溶岩の中を泳いでいる為に捕まえるのが困難だからである。
それに…溶岩でも解けない金属で捕縛しない限り捕まえる事は出来ない。
すると、馬鹿息子がとんでもない事を言い出した。
「よし、お前等…この中を泳いで捕まえて来い!」
「はぁ? 出来る訳ないだろ‼」
当然、騎士からは不満が出た。
すると、馬鹿息子は言い出した。
「魚が泳げる位だから、人間でも平気なんだろ? つべこべ言わずに行け!」
「息子よ…さすがに無理があるぞ。」
「いえ、父さん! コイツ等は俺達に雇われている騎士ですので、主人の命令は絶対です!」
この馬鹿息子は、この状況を理解していなかった。
「じゃあ、あんたの所の騎士を辞めるよ。 これで主人じゃなくなったので、好きにやってくれ!」
…と、当然こうなる。
騎士達は次々と辞めて行った。
「魚が泳げるくらいなんだ、お前等だって出来るだろ?」
「じゃあ、お前が行けよ…っていうか、行ってみろよ!」
馬鹿息子は石を拾って溶岩の中に放ると、一瞬で石は解けたのだった。
それを見て、さすがに無理だと思ったのだが…
「なら、協力しよう!」
そう言ってから、騎士の持っている剣を溶岩に入れてみる様に伝えた。
騎士は文句を言いながら溶岩の前にしゃがみ込んでいると、馬鹿息子は騎士を後ろから溶岩に突き落とした。
騎士は一瞬で溶岩の中に溶けて消えていくと、溶魚が集まって来たのだった。
馬鹿息子は集まって来た魚に狙いを付けて、剣ですくい上げると…
石の上でビチビチと跳ねていた。
ここまでは、良いのだが…それを見ていた騎士達は当然怒り出した。
「貴様…ファスタをよくも…‼」
「ふん、平民が貴族の役に立てたのだから良いだろう? さぁ、次だ! お前等も飛び込め!」
「なら、お前が行けよ‼」
そして騎士達は馬鹿息子を担ぎ上げると、溶岩の中に叩き落としたのだった。
「息子よーーー!!!」
「父上…たすけぅてぇく…」
馬鹿息子はそう言って溶けて消えていった。
これが、アボテズガ・ゾレガの最期だった。
すると、溶魚が集まって来たので騎士達は次々に魚を取る事に成功したのだった。
だが、騎士全員に渡るには数が足りない…
そう思った騎士は、溶岩を見つめて項垂れているゾレガ子爵を溶岩に突き飛ばしたのだった。
そしてゾレガ子爵が解けて消えていくと、また魚が寄って来たので同じ要領で捕まえる事に成功したのだった。
捕まえた魚を盾の上に置いてから、上の階層に持って行くと…
魚を醒ましてから剣で突いてみた。
すると、魚に剣が刺さってから手前に引くと切り身が切れたのだった。
それを騎士が恐る恐る口に入れると、今迄に食べた事が無い味が口の中に広がって行ったのだった。
他の者達も同じ風に口に入れたのだが…しばらく経つと、体を抑えて苦しみだした。
ある者は身体から発火して黒焦げになったり、口から炎を履いて倒れた者もいた。
食べなかった者達は恐ろしくなって上の階層に逃げて行った。
そして何度も何度も扉を武器で叩くが、何も変化は起きずに5日目になった。
「なんで…誰も助けに来ないんだ?」
騎士団の最期の1人になった騎士は言った。
この騎士は騎士団の中では一番年配で、騎士団の悪逆非道な行為を一番多くこなしてきた人間なのに…
自分の罪が解ってなかった。
そして遂にその最後の1人も意識を失って…息絶えたのだった。
こうして、馬鹿親子とその騎士団はダンジョンの中で全滅したのだった。
その後、この遺跡の扉が開かれるのは…5世紀を過ぎた頃だったという。
絶望理由、その1…どんなに武器を打ち付けても傷すら入らない頑丈な扉…
絶望理由、その2…食料が無い。
絶望理由、その3…救助要請が出来ない上に、救助がいくら待っても来ない事だった。
…とはいえ、人間…動けば腹が減る。
この遺跡…ダンジョンで食材を探す事にした。
…のだが、このダンジョンは第一階層や第二階層には、虫すらいなかった。
普通ダンジョンには、何かしらの魔物が生息する物だが、それらしき物が見当たらなかったのだ。
すると、下に食料を探しに行っていた騎士達が戻って来た。
「溶岩に魚が泳いでいる!」
「はぁ? あんな中に魚が泳いでいる訳がないだろう⁉ 暑さでやられたんじゃないか?」
「なら来てみろよ!」
その話を聞いて…アボテズガ・ゾレガ、いや面倒なので馬鹿親子といおう。
馬鹿親子と騎士団達は、溶岩エリアの地底湖を目指した。
そして辿り着くと…確かに、溶岩の中から魚が跳ねていたのだった。
馬鹿親が溶岩の中から跳ねている魚を見て言った。
「あれは…幻の食材の溶魚だ!」
「幻の食材…という事は美味いのですか?」
「あぁ、一度食した事がある。 物凄い美味だったが…」
「なら、捕まえて喰いましょう! おい、取って来い!」
「いや…どうやって?」
そう、そう思うのは当然である。
溶魚は、溶岩の中を泳ぐ魚…食材ランクはSランクである。
Sランクの理由は、溶岩の中を泳いでいる為に捕まえるのが困難だからである。
それに…溶岩でも解けない金属で捕縛しない限り捕まえる事は出来ない。
すると、馬鹿息子がとんでもない事を言い出した。
「よし、お前等…この中を泳いで捕まえて来い!」
「はぁ? 出来る訳ないだろ‼」
当然、騎士からは不満が出た。
すると、馬鹿息子は言い出した。
「魚が泳げる位だから、人間でも平気なんだろ? つべこべ言わずに行け!」
「息子よ…さすがに無理があるぞ。」
「いえ、父さん! コイツ等は俺達に雇われている騎士ですので、主人の命令は絶対です!」
この馬鹿息子は、この状況を理解していなかった。
「じゃあ、あんたの所の騎士を辞めるよ。 これで主人じゃなくなったので、好きにやってくれ!」
…と、当然こうなる。
騎士達は次々と辞めて行った。
「魚が泳げるくらいなんだ、お前等だって出来るだろ?」
「じゃあ、お前が行けよ…っていうか、行ってみろよ!」
馬鹿息子は石を拾って溶岩の中に放ると、一瞬で石は解けたのだった。
それを見て、さすがに無理だと思ったのだが…
「なら、協力しよう!」
そう言ってから、騎士の持っている剣を溶岩に入れてみる様に伝えた。
騎士は文句を言いながら溶岩の前にしゃがみ込んでいると、馬鹿息子は騎士を後ろから溶岩に突き落とした。
騎士は一瞬で溶岩の中に溶けて消えていくと、溶魚が集まって来たのだった。
馬鹿息子は集まって来た魚に狙いを付けて、剣ですくい上げると…
石の上でビチビチと跳ねていた。
ここまでは、良いのだが…それを見ていた騎士達は当然怒り出した。
「貴様…ファスタをよくも…‼」
「ふん、平民が貴族の役に立てたのだから良いだろう? さぁ、次だ! お前等も飛び込め!」
「なら、お前が行けよ‼」
そして騎士達は馬鹿息子を担ぎ上げると、溶岩の中に叩き落としたのだった。
「息子よーーー!!!」
「父上…たすけぅてぇく…」
馬鹿息子はそう言って溶けて消えていった。
これが、アボテズガ・ゾレガの最期だった。
すると、溶魚が集まって来たので騎士達は次々に魚を取る事に成功したのだった。
だが、騎士全員に渡るには数が足りない…
そう思った騎士は、溶岩を見つめて項垂れているゾレガ子爵を溶岩に突き飛ばしたのだった。
そしてゾレガ子爵が解けて消えていくと、また魚が寄って来たので同じ要領で捕まえる事に成功したのだった。
捕まえた魚を盾の上に置いてから、上の階層に持って行くと…
魚を醒ましてから剣で突いてみた。
すると、魚に剣が刺さってから手前に引くと切り身が切れたのだった。
それを騎士が恐る恐る口に入れると、今迄に食べた事が無い味が口の中に広がって行ったのだった。
他の者達も同じ風に口に入れたのだが…しばらく経つと、体を抑えて苦しみだした。
ある者は身体から発火して黒焦げになったり、口から炎を履いて倒れた者もいた。
食べなかった者達は恐ろしくなって上の階層に逃げて行った。
そして何度も何度も扉を武器で叩くが、何も変化は起きずに5日目になった。
「なんで…誰も助けに来ないんだ?」
騎士団の最期の1人になった騎士は言った。
この騎士は騎士団の中では一番年配で、騎士団の悪逆非道な行為を一番多くこなしてきた人間なのに…
自分の罪が解ってなかった。
そして遂にその最後の1人も意識を失って…息絶えたのだった。
こうして、馬鹿親子とその騎士団はダンジョンの中で全滅したのだった。
その後、この遺跡の扉が開かれるのは…5世紀を過ぎた頃だったという。
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