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62 *騎士と魔導師は愛し合う
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*R18。背後注意。前話からの流れなら当然デスヨネ*
今はまだ陽の高い夕方近く。
だがしかし、部屋のテラスでお茶を飲んでいた二人は、ロザリンドがサッと人払いをしてセイリュウを横抱きにし、口付けをしたまま寝室に移動した。
そっとベッドに下ろすと一旦離れて上着を脱いだ。
セイリュウも羽織っていた上着を脱ぎ捨てると、それを見たロザリンドは優しく口付けを再開しながらセイリュウを押し倒す。
「---んっ、はぁ・・・ロズ・・・ん」
深い口付けで上顎や歯列を擽り嬲ると、セイリュウはあっと言う間に荒い息になり、酸欠で頭はぽーっとなった。
こうなるともう、ロザリンドの一人舞台である。
はふはふと息を吸っているセイリュウの耳に舌を差し込み、くちゅくちゅと嬲るとビクビクしながらセイリュウは良い声で啼くのだ。
「ひ、やぁんっ・・・ぁ、あっ・・・ロズだめぇ・・・」
「ダメじゃなくてイイ、だろう?」
嬲りながら囁くと更にビクッとする。
「耳・・・だめ、イイ・・・だめ・・・あっやぁ!」
真っ赤なセイリュウが可愛くてつい虐めたくなるが我慢して、釦を外しながら首筋を舐め、吸い付く。
「・・・イッ・・・あっ・・・」
「ふふ、赤い痕が付いた。俺の所有印だ」
「そ、んなの、無くたって・・・僕、は、ロズのモノ・・・っ」
「---っ可愛いことを言う。俺を煽ってどうしたいんだ?」
先ほどのセイリュウのような言葉を返してやると、セイリュウは全身をかあっと赤く染めてロザリンドを睨んだ。
「煽ってない! どうもしない!」
「そんな顔で睨んでも更に煽るだけだぞ。---そうか、抱き潰して欲しいんだな?」
「んな、何でそうなるの?!」
セイリュウが焦っているが、久しぶりのセイリュウを堪能しても良いよな?
「---ううん、んっ・・・あっやぁ、そこ、ダメだってば!」
「気持ちいいんだろう?」
「ソコばっかヤだあ・・・、ぁんっ! や、奥」
「奥が良いのか? 我が儘だなあ、セイは」
「違っ・・・! 奥はぁ・・・・・・イキ過ぎてぇ・・・辛いん・・・・・・って、言った! イった!! ま、待ってまって---っ!!」
ロザリンドはワザと良いところばかりを狙ってゴリゴリ突いていた。
今日はどうやらSっ気が出ているようだ。
最初の優しい口付けは何処へ行ってしまったのか・・・・・・。
もはや小リスを甚振るオオカミのよう。
それでも理性を保っているだけ優しいはず・・・。
祝福と日々の規則正しい食生活と(主に夜の)運動で健康になったとはいえ、元々セイリュウは肉付きが薄くて細い。
今でさえ、セイリュウの薄い腹はロザリンドの長大なモノを呑み込んでいるのが見た目で分かるほどもっこりと膨らんでいる。
「---突き破りそうで、ちょっと怖いんだよなあ・・・っ」
そう言ってセイリュウの下腹をグッと手で押した。
その時、セイリュウがビクビクと震えた。
「「---ぇ?」」
二人してキョトンとしたあとすぐにセイリュウがイった。
というかイキっぱなしになって、ロザリンドのモノをぎゅうぎゅう締め付けた。
「---な、なんれ・・・? ぁ、イってう・・・や、こあい・・・・・・ろず、こあいっ止まんな・・・! っやぁ、たすけ・・・!」
「セイっ?! あ、アレか、前立腺・・・中と外から刺激しちゃったからか? 大丈夫、気持ちいいだけだよっ・・・俺も、やば・・・!」
「ひいっ、ああ---っ!!」
思わずガツガツと腰を打ち付けだしたロザリンドに抗議をしようとしたセイリュウだったが、そんな余裕は全く無くなった。
イキっぱなしの体をロザリンドに抱えられて対面座位になってしまい、自重で更に奥に突き抜けたロザリンドの剛直をどうにも出来ずに、必死にしがみつくしか出来なかった。
「ああ、あっ・・・ひい・・・・・・あ、う・・・」
もうそれくらいしか掠れた音は出ずに、そのまま夜遅くまで貪られたセイリュウは、次の日、久しぶりに熱を出して数日間ベッドの住人と化したのだった。
ひとしきり怒られたが、反省はしつつも後悔はないロザリンドが甲斐甲斐しく世話を焼く姿が公爵家で見られて、苦笑しつつも温かく見守っている家族や使用人達だった。
今はまだ陽の高い夕方近く。
だがしかし、部屋のテラスでお茶を飲んでいた二人は、ロザリンドがサッと人払いをしてセイリュウを横抱きにし、口付けをしたまま寝室に移動した。
そっとベッドに下ろすと一旦離れて上着を脱いだ。
セイリュウも羽織っていた上着を脱ぎ捨てると、それを見たロザリンドは優しく口付けを再開しながらセイリュウを押し倒す。
「---んっ、はぁ・・・ロズ・・・ん」
深い口付けで上顎や歯列を擽り嬲ると、セイリュウはあっと言う間に荒い息になり、酸欠で頭はぽーっとなった。
こうなるともう、ロザリンドの一人舞台である。
はふはふと息を吸っているセイリュウの耳に舌を差し込み、くちゅくちゅと嬲るとビクビクしながらセイリュウは良い声で啼くのだ。
「ひ、やぁんっ・・・ぁ、あっ・・・ロズだめぇ・・・」
「ダメじゃなくてイイ、だろう?」
嬲りながら囁くと更にビクッとする。
「耳・・・だめ、イイ・・・だめ・・・あっやぁ!」
真っ赤なセイリュウが可愛くてつい虐めたくなるが我慢して、釦を外しながら首筋を舐め、吸い付く。
「・・・イッ・・・あっ・・・」
「ふふ、赤い痕が付いた。俺の所有印だ」
「そ、んなの、無くたって・・・僕、は、ロズのモノ・・・っ」
「---っ可愛いことを言う。俺を煽ってどうしたいんだ?」
先ほどのセイリュウのような言葉を返してやると、セイリュウは全身をかあっと赤く染めてロザリンドを睨んだ。
「煽ってない! どうもしない!」
「そんな顔で睨んでも更に煽るだけだぞ。---そうか、抱き潰して欲しいんだな?」
「んな、何でそうなるの?!」
セイリュウが焦っているが、久しぶりのセイリュウを堪能しても良いよな?
「---ううん、んっ・・・あっやぁ、そこ、ダメだってば!」
「気持ちいいんだろう?」
「ソコばっかヤだあ・・・、ぁんっ! や、奥」
「奥が良いのか? 我が儘だなあ、セイは」
「違っ・・・! 奥はぁ・・・・・・イキ過ぎてぇ・・・辛いん・・・・・・って、言った! イった!! ま、待ってまって---っ!!」
ロザリンドはワザと良いところばかりを狙ってゴリゴリ突いていた。
今日はどうやらSっ気が出ているようだ。
最初の優しい口付けは何処へ行ってしまったのか・・・・・・。
もはや小リスを甚振るオオカミのよう。
それでも理性を保っているだけ優しいはず・・・。
祝福と日々の規則正しい食生活と(主に夜の)運動で健康になったとはいえ、元々セイリュウは肉付きが薄くて細い。
今でさえ、セイリュウの薄い腹はロザリンドの長大なモノを呑み込んでいるのが見た目で分かるほどもっこりと膨らんでいる。
「---突き破りそうで、ちょっと怖いんだよなあ・・・っ」
そう言ってセイリュウの下腹をグッと手で押した。
その時、セイリュウがビクビクと震えた。
「「---ぇ?」」
二人してキョトンとしたあとすぐにセイリュウがイった。
というかイキっぱなしになって、ロザリンドのモノをぎゅうぎゅう締め付けた。
「---な、なんれ・・・? ぁ、イってう・・・や、こあい・・・・・・ろず、こあいっ止まんな・・・! っやぁ、たすけ・・・!」
「セイっ?! あ、アレか、前立腺・・・中と外から刺激しちゃったからか? 大丈夫、気持ちいいだけだよっ・・・俺も、やば・・・!」
「ひいっ、ああ---っ!!」
思わずガツガツと腰を打ち付けだしたロザリンドに抗議をしようとしたセイリュウだったが、そんな余裕は全く無くなった。
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「ああ、あっ・・・ひい・・・・・・あ、う・・・」
もうそれくらいしか掠れた音は出ずに、そのまま夜遅くまで貪られたセイリュウは、次の日、久しぶりに熱を出して数日間ベッドの住人と化したのだった。
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