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第五章 虎狼の牙と反逆の跫音
第六十話 雨中の訪問者《五章 最終話》
しおりを挟む奉先は襲い来る戟に身を翻し、右へ左へと上体を反らして素早く躱す。
左手に握った剣を逆手に握り返すと鋭く振り上げ、兵士たちの戟の柄を次々と切断していった。
今度は剣を構えた兵士たちが斬り掛かる。
次々に振り下ろされる剣刃を奉先は剣で悉く弾き返し、繰り出す拳で兵士たちを殴打し、膝蹴りで打ち倒す。
鬼神の如き戦い振りに、兵士たちは皆震え上がった。
そこへ、激しく嘶きを上げながら兵士たちの中へ飛び込んで来たのは飛焔である。
飛焔は逃げ惑う兵士たちを蹴り飛ばし、奉先の元へと駆け付ける。
配下から弓を受け取った馬上の仲穎は、矢を番え、奉先を狙って弓を引き絞ると、充分に狙いを定めて矢を放った。
放たれた矢は兵士たちの間を縫って、高速で奉先の背後へと迫る。
だが次の瞬間、奉先は振り向き様に、目前に迫ったその矢を素手で素早く掴み取った。
それには仲穎も思わず舌打ちをし、悔しげな表情で奉先を睨み付ける。
「相国!あなたが詰まらぬ人物であれば、丁建陽と同じ様に斬ると、申した筈である…!」
奉先は掴んだ矢を片手でへし折り、仲穎の方へ向かって投げ付けながら怒りの表情で怒鳴った。
それから素早く身を翻して飛焔の背に跨がると、夫人の車を護衛しながら街道を進み始める。
「奉先!何処へ行く気だ!?」
「夫人を見逃さぬのなら、俺は夫人と共に雒陽を去るのみ…!」
振り返った奉先は、鋭く仲穎を睨み付けて言い放った。
「くっ…今、貴様を手放す訳には行かぬ…!」
強く歯噛みをし、仲穎は声を押し殺しながら呟いた。
こんな事なら、曹孟徳の首をさっさと斬っておくべきであった…!
仲穎は激しい後悔の念を抱いた。
「良かろう…!望み通り女は逃がしてやる!だが、貴様はわしの元に残るのだ…!」
馬上の仲穎は、大声でそう言うと片手を振り上げ、兵士たちに武器を収めて引く様命じる。
その合図に兵士たちは車から離れ、退がって彼らに道を開けた。
やがて城門の前まで辿り着き、奉先は飛焔から降りて夫人の車へ歩み寄った。
車から身を乗り出した夫人は、涙を湛えた瞳で奉先の方へ腕を伸ばし、彼の肩を引き寄せると強く抱き締めた。
「奉先様、どうも有り難うございます…!」
夫人の瞳から大粒の涙が頬を伝って流れ落ちる。
奉先は夫人の背中に腕を回して優しく撫でた後、名残惜しい気持ちを抑えながら、そっと彼女から離れ、微笑を浮かべて涙に濡れる夫人の顔を見詰めた。
「ご夫人、あなたは俺に、感じた事の無い母の温もりを教えてくれた…心より感謝します。どうぞお元気で。」
そう言うと動き出した車から離れ、門を潜って行く夫人と旅の一行を黙って見守った。
夫人は身を乗り出したまま、遠ざかる奉先の姿を何処までも見詰め続けていた。
やがて城門が閉じられ、その姿が見えなくなると、夫人は腰を下ろし、涙で濡れた頬を着物の袖口で拭い取った。
それから急に思い立った様に顔を上げると、車の御者に声を掛ける。
「沛国へ向かってちょうだい…!」
その言葉に御者は訝しげに振り返り、夫人を見上げた。
「沛国へ…ですか?」
「ええ、お願いします…」
隣で母の様子を見ていた雪月もまた、御者と同じ様に首を傾げていた。
城門が完全に閉じた後、兵士たちを引き連れた仲穎の大きな影が、背後からゆっくりと迫って来る。
振り返ると、馬上から冷かな眼差しでこちらを見下ろしている仲穎の姿があった。
その目には怒りを滾らせている。
「わしの邪魔をする事は許さん…!良いか、二度目は無いと思え…!」
仲穎は奉先を睨みながら、振り上げた腕で彼を鋭く指差し、凄みのある声を放って忠告した。
「相国の寛大さに、感謝致します。」
奉先はそれには動じず、そう言うと馬上の仲穎に向かって拱手し、静かに頭を下げた。
奉先の言葉には稍皮肉が込められている。
仲穎にはそれと分かったが、彼を一瞥しただけで馬首を返し、兵たちを連れその場から立ち去って行った。
城門の前に佇んだまま、奉先はただ黙って次第に遠ざかる仲穎の軍隊を見送っている。
相国は、まだ俺を心から信用しようとはしない…
見据えたその目に暗い影を落とし、奉先は胸の奥で呟いた。
「ほう、これが相国から贈られたと言う名馬か…!」
「?!」
その声に奉先は、はっと我に返って振り向いた。
そこには、飛焔を興味深く見上げている一人の青年の姿がある。
飛焔は前脚を激しく踏み鳴らし、その男に敵意を示していた。
「飛焔…!」
奉先は呼び掛け、素早く近付くとその首筋を撫でて落ち着かせる。
「立派な馬や官職を貰い、すっかり良いご身分だな…!」
露骨に嫌みを言いながら、男はふてぶてしく笑い掛ける。
その男の顔には、何処かで見覚えがあった。が、咄嗟には思い出せない。
「誰だ…?」
奉先が訝しげに問い掛けると、いきなり男は彼の懐へ飛び込み、胸倉を掴み取った。
「貴様よくも…!貴様の所為で、孟徳殿は…!」
「!?」
怒りの表情で睨み付けるその顔を、漸く奉先は思い出した。
「お前…あの時、虎淵と一緒にいた男か…!」
奉先が男を睨み付けながら低く呟いた時、
「文謙!止めろ…!」
彼の背後に人影が現れた。
その声に、奉先の鼓動は大きく脈打ち、心臓を荒く鷲掴みにされる感覚に陥った。
体が強張り、息をするのも苦しい。
額に汗を浮かべながら、ゆっくりと後ろを振り返る。
すると、そこには長い黒髪を風に靡かせて佇む、美しい青年の姿があった。
目の前に立つのは、少年の面影が残ってはいるが、邪気なさをすっかり脱ぎ去り、立派に成長した青年の姿である。
離れていた年月はそれ程長いものでは無かった筈だが、彼にとっては何十年もの長さだった気がする。
既に雒陽を離れたものだとばかり思っていた奉先は、驚きの表情で彼を見詰めた。
「孟徳殿……!」
声を押し殺す様に低く唸る。
懐かしいその顔を眺めると、胸の奥が強く締め付けられ、不意に目頭が熱くなった。
立ち尽くす奉先をじっと見詰め返していた孟徳だが、やがて口角を上げて微笑し、ゆっくりと彼の方へ歩み寄る。
「主を簡単に裏切る様な犬を、相手にするのでは無い…!」
彼の口から発せられたその言葉に、奉先の体は一瞬にして凍り付いた。
孟徳は冷笑を浮かべて奉先を一瞥すると、彼の横を通り過ぎ、文謙の肩を叩いて歩くよう促す。
「しかし、孟徳殿…!」
文謙は振り返って奉先を睨みながら、不満げに答える。
「もう良い、構うな。行こう…!」
孟徳は文謙の腕を取り、半ば強引に彼を引っ張って歩かせる。
二人はそのまま、街道を歩いている人波の中へ姿を消して行った。
その場に立ち尽くした奉先は、後ろを振り返る事が出来なかった。
こうなる事は分かっていた筈である…
固く握った拳が小刻みに震え、目元を赤く染めた奉先は項垂れた。
やがて空は灰色の雲に覆われ、辺りは次第に薄暗くなって行く。
地面に小さな斑点が広がり始め、冷たい雨粒が青白い彼の頬を濡らした。
街道を歩いていた人々は、雨を避ける為、足早に建物の中へと姿を消して行く。
次第に強くなって行く雨の中、 その場に立ち尽くしたままの奉先は、気付けばたった一人街道に取り残されていた。
それでも動こうとしない奉先の背後に飛焔がゆっくりと近付き、一度大きくブルルッと首を振った後、頭を下げて彼の肩を鼻面で押して歩かせようとする。
「奉先様…!」
心配して馬で駆け付けて来た公台が、城門の近くに佇む彼の姿を発見し、馬から降りて走り寄った。
「一体、何があったのですか?」
公台は不安な表情で奉先の肩を揺すり、問い掛ける。
雨に濡れるその顔を覗き込む公台には、赤い目をして俯く彼が、泣いているのか判別する事は出来なかった。
やがて目を動かし公台に視線を送ると、奉先は力の無い目をしたまま彼に笑い掛け、
「心配は無い。夫人は、無事に雒陽を去られた…」
呟く様にそう答え、振り返って飛焔に歩み寄ると、その背に跨がって歩き始めた。
やがて遠ざかるその後ろ姿を、公台はただ呆然と見送った。
朝から降り始めた雨はその日一日降り続き、既に夜半を過ぎたが止む気配は無かった。
冷たい雨が屋敷の屋根瓦を打ち、時折風が窓をがたがたと揺らしている。
暫くの間、奉先の屋敷に間借りする事になった公台は、僅かな荷を持って彼の屋敷の一室に入っていた。
「士恭様は、奉先様とは長い付き合いなのですか?」
荷を運び込む作業を手伝ってくれた高士恭に、公台が問い掛けた。
二人は部屋の片付けを終え、燭台の灯の下で杯を交わしながら寛いでいた。
「いや、俺はそう長くは無い。長年、丁将軍に仕えていた将の殆どは彼の死に依り、奉先殿の元を去ってしまったのでな…」
士恭は稍声色に憂いを漂わせて答える。
しとしとと耳障りな音を立てながら響く雨音を、突然、公台の声が掻き消した。
「親殺し…ですか!?」
「しっ…!声が高い!」
思わず叫んだ公台を士恭は慌てて掴み、彼の口を押さえた。
公台は瞠目して士恭を見上げたが、まだ信じられないと言う表情をしている。
「奉先殿が董仲穎の配下となったのは、丁将軍の首を献上したからなのだ。丁将軍は、奉先殿の養父でもあった…彼らは実の親子以上の固い絆で結ばれていた。"あの日"まではな…」
「"あの日"…?」
公台が呟いた時、屋敷の表門を何者かが叩いている音が響いて来た。
こんな時間に?と二人は訝りながら、屋敷の門の方を振り返った。
一点の明かりも無い暗闇の中、雨に濡れる屋敷の門を、強く叩く者の姿がある。
応対に出た公台と士恭は、こんな時間にやって来る訪問者を訝しがり、武器を片手に、門扉を少しだけ開いて外の様子を伺った。
そこには、西方域の異国風な旅姿をした人物が、一人佇んでいる。
頭から顔にかけて布を巻き付け、その人相を見る事は出来ない。
やがて彼は俯いたまま、二人にに低く問い掛けた。
「俺は、呂奉先殿の知人だ…彼は居るか?」
訪問者は居室へ通され奉先と向かい合うと、雨に打たれ、濡れて重くなった外套を脱ぎ、頭に巻いた布を解く。
燭台の薄明かりが照らす中、その下からは見知った人物の顔が現れた。
「お前か、文遠…!」
奉先は目を細め、彼の顔を見詰めた。
そこに居るのは、丁建陽の元配下であった、張文遠である。
「ああ、お前に会う為、此処まで来たのだ。元気そうだな…」
文遠はそう言って、彼に微笑を返す。
二人は暫し見詰め合い、互いにこれまでの事を思い起こしている様子であったが、やがて奉先が口を開いた。
「玲華殿は…ご無事か?」
その問いに、文遠は少し険しい表情で答える。
「ああ無事だ…だが、彼女はお前の事を心配している。お前は、今では彼女にとって叔父の仇敵だからな…会いたくても会えぬのだ…」
それを聞き、奉先は瞳に暗い影を落とした。
「玲華殿は、俺の命の恩人だ…済まぬ文遠、玲華殿の事を…宜しく頼む。」
そう言うと、床に手を付き深く頭を下げる。
やがて頭を起こし、両膝の上で拳を固く握り締めると、俯いたまま瞼を強く閉じた。
「奉先、お前…やはりまだ、玲華殿の事を…」
両手の拳を震わせている彼の姿を見詰めながら、文遠は眉間に深く皺を寄せる。
「俺は…彼女の事を心から想っている…これからも、ずっと想い続けるであろう…」
彼が文遠に、玲華に対する心情を吐露する事は今までに一度も無かった。文遠の表情は複雑である。
奉先は、初めから文遠の玲華に対する想いを理解していた。
だからこそ、今までずっと隠していたのであろう。それを曝け出すと言う事は、もう二度と彼女には会わぬと強く決意したからに違いない。
文遠は瞼を閉じ、深く息を吸い込むと、それを大きな溜め息に変えて吐き出す。
それから目を開き、項垂れている奉先を強い眼光で見詰めた。
「彼女には、俺が付いている…!玲華殿の事は、心配しなくても良い。その代わり、" あの日 "何があったのか…俺に全部話してくれるな?」
文遠は語気を強め、促す様に問い掛ける。
やがて顔を上げた奉先は、赤く充血した瞳で文遠の険しい表情を見詰めた。
ー《第五章 完》ー
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