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ハッピーおじさんと新しい生活
第050話 畑づくり
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「キュ……」
何やら顔にざらりとした感触を感じて意識が浮上していく。目を開けると、視界の端に二種類のモフモフがふりふりと揺れていて、頬を生暖かくざらざらとした感触が行き来する。
どうやらマヒルとヨルが俺の顔を舐めているらしい。額の辺りに感じるひんやりとした冷たさと重さとはワラビモチだろう。
「おはよう」
「キュンッ」
「キュ」
「ピッ」
挨拶をすると、マヒルとヨルが顔を離し、ワラビモチが腹辺りにぴょんと移動して俺に挨拶を返した。体を起こして皆を撫でる。
昨日は水探しやトイレの設置、開墾作業なんかをやって結構疲れていたのでバーベキューをやった後結構すぐに寝てしまった。
外はすっかり明るくなっている。もうすっかり日が昇っているみたいだ。
「マヒルちゃんたち、おじさん起きた?」
マヒルたちと戯れていると、外から亜理紗の声が聞こえた。
その声に応じてマヒルたちが外に駆けていき、バサリと開いたテントの入り口から美味しそうな匂いが漂ってくる。
これってもしかして……みそ汁の匂いか? ということは、マヒルたちは朝食が完成しそうだから俺を起こしに来たってことか。
現状を理解した俺は着替えてテントから出る。すると、予想通り調理場で亜理紗がご飯を作っていた。
今までお手伝いしてくれることはあったけど、まさか自分一人で作ってくれるなんて……。
俺は亜理紗の成長に思わず涙が出そうになった。
「あ、おじさんおはよう」
「ああ、おはよう」
だが、すぐに亜理紗が挨拶してきたので、涙が出ないようになんとか堪える。
「マヒルちゃんたちありがとね」
どうやらバレなかったらしく、亜理紗はしゃがんでマヒルたちをモフり始めた。カシワモチだけは亜理紗の頭の上でふてぶてしくふんぞり返っている。
「キュッ」
「キュンッ」
「ピピッ」
マヒルたちは嬉しそうだし、亜理紗もモフモフに埋もれて幸せそうな顔をしているから問題ないだろう。
「おじさん、もうすぐ朝ご飯できるから待っててね」
「ああ。俺も手伝うよ」
「ありがと。それじゃあ、ご飯よそって」
「了解」
満足するまでモフった亜理紗の指示を受けてご飯をテーブルに並べていく。
「「いただきます」」
「「キュッ」」
「「ピッ」」
全て並べ終えると、俺たちは亜理紗の料理に手を付ける。
「これは美味いな」
「おじさんにそう言ってもらえると嬉しいな」
俺の言葉を聞いた亜理紗は、嬉しそうに満開の笑顔を咲かせた。
どれも良い出来栄えだ。何も見ず作っている様子だった。ここまで作れるようになるのは凄いことだ。沢山練習したんだろうな。
再び亜理紗の成長を感じて俺は嬉しくなった。
「それじゃあ、畑を耕すぞぉ」
「「「おおー!!」」」
「「ピピッ」」
朝食を食べ終えた俺たちは、昨日きり開いた場所にやってきて畑を耕し始める。
人間形態のマヒルとヨルは、小さな体にもかかわらずクワを軽々と扱い、ワラビモチとカシワモチはクワの柄を体を器用に変形させて耕す。
ヨルが土壌操作をやらなくていいのかと尋ねてきたが、あまり便利なスキルなどに頼ってしまい過ぎると、作物を育てる達成感が味わえなくなるので止めさせた。
やっぱり達成感と言うのは、ある程度苦労しないと感じられないものだ。
その代わりとして土壌操作で耕しやすく、植物の成長に必要な栄養が豊富な土へと土質を変えてもらった。
そのおかげで数時間ほどで畑を耕し終えた。
「あ~、疲れた!!」
「お疲れ、はいこれ」
「あ~、ありがと~、おじさん」
かなり柔らかくなっていたとはいえ、五百メートル四方の広さを誇る平地を耕すのは結構大変だった。
俺は亜理紗に泉の水を入れたペットボトルを渡す。
「美味しい~!!」
「ああ~、生き返るな!!」
地下からくみ上げられた冷たい水が熱を持った喉を通り抜ける。
残暑厳しい季節で汗が止まらないが、耕し終えた達成感は心地いい。
「おじさん、種は?」
ペットボトルから口を離して尋ねる亜理紗。
「今の時期植えようと思っていたのは、大根/レタス/白菜/キャベツ/ジャガイモ/ニンジンの六種類だな」
「それじゃあ丁度いいし、手分けして一人一種類ずつ蒔いていこうよ」
「分かった」
少し休憩した後、亜理紗の指示に従って俺たちは種まきを始めた。終わった頃にはすっかり日が傾いていた。
「今日はこれで終わりだな」
「かなぁ」
「きゅっ!!」
「きゅ~」
伸びをして額の汗を拭いながら呟くと亜理紗は同意してくれたが、マヒルとヨルはまだだと言う。
「きゅ」
俺が首を傾げていると、ヨルが両手を空に上げた。雲の隙間から差し込む日光のようなキラキラとした光が畑全体に降り注ぐ。
そういえば、ヨルには豊穣というスキルがあった。それを使っているらしい。これでこの野菜は実ることが約束されたも同然だろう。
「きゅうううっ!!」
それだけで終わらず、マヒルも同じように両手を天に掲げる。
すると、畑の上に靄が徐々に集まり、それは綿あめのような形を成していく。最終的に小さな雲となった。
雲から水滴がポツリポツリと落ち始める。そして、その数を増やし、畑の上だけに雨が降り始める。
これはマヒルの天候操作の力か。
水まきは明日以降にしようと思っていたが、せっかく良かれと思ってやってくれたんだ。何も言うまい。
やることが終わった俺たちはゆったり温泉に浸かり、夕食を食べて就寝した。
何やら顔にざらりとした感触を感じて意識が浮上していく。目を開けると、視界の端に二種類のモフモフがふりふりと揺れていて、頬を生暖かくざらざらとした感触が行き来する。
どうやらマヒルとヨルが俺の顔を舐めているらしい。額の辺りに感じるひんやりとした冷たさと重さとはワラビモチだろう。
「おはよう」
「キュンッ」
「キュ」
「ピッ」
挨拶をすると、マヒルとヨルが顔を離し、ワラビモチが腹辺りにぴょんと移動して俺に挨拶を返した。体を起こして皆を撫でる。
昨日は水探しやトイレの設置、開墾作業なんかをやって結構疲れていたのでバーベキューをやった後結構すぐに寝てしまった。
外はすっかり明るくなっている。もうすっかり日が昇っているみたいだ。
「マヒルちゃんたち、おじさん起きた?」
マヒルたちと戯れていると、外から亜理紗の声が聞こえた。
その声に応じてマヒルたちが外に駆けていき、バサリと開いたテントの入り口から美味しそうな匂いが漂ってくる。
これってもしかして……みそ汁の匂いか? ということは、マヒルたちは朝食が完成しそうだから俺を起こしに来たってことか。
現状を理解した俺は着替えてテントから出る。すると、予想通り調理場で亜理紗がご飯を作っていた。
今までお手伝いしてくれることはあったけど、まさか自分一人で作ってくれるなんて……。
俺は亜理紗の成長に思わず涙が出そうになった。
「あ、おじさんおはよう」
「ああ、おはよう」
だが、すぐに亜理紗が挨拶してきたので、涙が出ないようになんとか堪える。
「マヒルちゃんたちありがとね」
どうやらバレなかったらしく、亜理紗はしゃがんでマヒルたちをモフり始めた。カシワモチだけは亜理紗の頭の上でふてぶてしくふんぞり返っている。
「キュッ」
「キュンッ」
「ピピッ」
マヒルたちは嬉しそうだし、亜理紗もモフモフに埋もれて幸せそうな顔をしているから問題ないだろう。
「おじさん、もうすぐ朝ご飯できるから待っててね」
「ああ。俺も手伝うよ」
「ありがと。それじゃあ、ご飯よそって」
「了解」
満足するまでモフった亜理紗の指示を受けてご飯をテーブルに並べていく。
「「いただきます」」
「「キュッ」」
「「ピッ」」
全て並べ終えると、俺たちは亜理紗の料理に手を付ける。
「これは美味いな」
「おじさんにそう言ってもらえると嬉しいな」
俺の言葉を聞いた亜理紗は、嬉しそうに満開の笑顔を咲かせた。
どれも良い出来栄えだ。何も見ず作っている様子だった。ここまで作れるようになるのは凄いことだ。沢山練習したんだろうな。
再び亜理紗の成長を感じて俺は嬉しくなった。
「それじゃあ、畑を耕すぞぉ」
「「「おおー!!」」」
「「ピピッ」」
朝食を食べ終えた俺たちは、昨日きり開いた場所にやってきて畑を耕し始める。
人間形態のマヒルとヨルは、小さな体にもかかわらずクワを軽々と扱い、ワラビモチとカシワモチはクワの柄を体を器用に変形させて耕す。
ヨルが土壌操作をやらなくていいのかと尋ねてきたが、あまり便利なスキルなどに頼ってしまい過ぎると、作物を育てる達成感が味わえなくなるので止めさせた。
やっぱり達成感と言うのは、ある程度苦労しないと感じられないものだ。
その代わりとして土壌操作で耕しやすく、植物の成長に必要な栄養が豊富な土へと土質を変えてもらった。
そのおかげで数時間ほどで畑を耕し終えた。
「あ~、疲れた!!」
「お疲れ、はいこれ」
「あ~、ありがと~、おじさん」
かなり柔らかくなっていたとはいえ、五百メートル四方の広さを誇る平地を耕すのは結構大変だった。
俺は亜理紗に泉の水を入れたペットボトルを渡す。
「美味しい~!!」
「ああ~、生き返るな!!」
地下からくみ上げられた冷たい水が熱を持った喉を通り抜ける。
残暑厳しい季節で汗が止まらないが、耕し終えた達成感は心地いい。
「おじさん、種は?」
ペットボトルから口を離して尋ねる亜理紗。
「今の時期植えようと思っていたのは、大根/レタス/白菜/キャベツ/ジャガイモ/ニンジンの六種類だな」
「それじゃあ丁度いいし、手分けして一人一種類ずつ蒔いていこうよ」
「分かった」
少し休憩した後、亜理紗の指示に従って俺たちは種まきを始めた。終わった頃にはすっかり日が傾いていた。
「今日はこれで終わりだな」
「かなぁ」
「きゅっ!!」
「きゅ~」
伸びをして額の汗を拭いながら呟くと亜理紗は同意してくれたが、マヒルとヨルはまだだと言う。
「きゅ」
俺が首を傾げていると、ヨルが両手を空に上げた。雲の隙間から差し込む日光のようなキラキラとした光が畑全体に降り注ぐ。
そういえば、ヨルには豊穣というスキルがあった。それを使っているらしい。これでこの野菜は実ることが約束されたも同然だろう。
「きゅうううっ!!」
それだけで終わらず、マヒルも同じように両手を天に掲げる。
すると、畑の上に靄が徐々に集まり、それは綿あめのような形を成していく。最終的に小さな雲となった。
雲から水滴がポツリポツリと落ち始める。そして、その数を増やし、畑の上だけに雨が降り始める。
これはマヒルの天候操作の力か。
水まきは明日以降にしようと思っていたが、せっかく良かれと思ってやってくれたんだ。何も言うまい。
やることが終わった俺たちはゆったり温泉に浸かり、夕食を食べて就寝した。
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