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第二章 イベント荒らして、ごめんなさい
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「は?」
「えっ?」
驚きの声を上げたのは、リンク外にいるミサキとマコトのほうだった。参加者の二人は、タイシの思惑を探るように、黙って次の言葉を待っている。
「あのロボットは、おそらくアニマルロンド製の警備ロボだ。正式稼働前で情報は少ないが、ほぼ間違いない」
「……警備?」と、エリヤの不審げな声。
「マコト。アニマルロンドって、動物型のロボットをたくさん作っている会社よね?」
「うん。さっきもウサギのロボットたちが、迷子を捜しているのを見たよ」
ミサキと二人で確認しながら、氷の上をよたよたと歩いているロボットを観察する。水族館では、あまり見たことがないタイプのペンギンだ。顔が白くて、頭の上に金色の飾り羽が乗っている。まるで髪の毛のようだが、あれがセンサーの役割を果たしているのだろうか。
「イベント会場から博物館や美術館まで、幅広く使われている。機材や美術品には絶対に危害を加えないとプログラムされた、安心安全の最新モデルだ」
その言葉に、あからさまにエリヤが目を細めて嫌そうな顔をする。「……そういうことかよ」
なにかを察したエリヤと、そのエリヤの反応を見て満足そうに眼鏡を上げるタイシとを見比べながら、マコトは軽く首を傾げた。マコトにはわからないが、二人には伝わっているようなので、余計な口は挟まない。それよりも、ユウが浮かない顔をしているほうが気になってしまった。
「ユウく――」
「さてさてさて! 皆様、準備はよろしいですか? 本日デビューのキュートでパワフルなペンギンちゃんたちを、頑張ってキャッチしてくださいね!」
マコトの言葉を遮るようなタイミングで、スタッフが元気な声を張り上げる。「それではー! レディー! ゴー!」
「えっ?」
驚きの声を上げたのは、リンク外にいるミサキとマコトのほうだった。参加者の二人は、タイシの思惑を探るように、黙って次の言葉を待っている。
「あのロボットは、おそらくアニマルロンド製の警備ロボだ。正式稼働前で情報は少ないが、ほぼ間違いない」
「……警備?」と、エリヤの不審げな声。
「マコト。アニマルロンドって、動物型のロボットをたくさん作っている会社よね?」
「うん。さっきもウサギのロボットたちが、迷子を捜しているのを見たよ」
ミサキと二人で確認しながら、氷の上をよたよたと歩いているロボットを観察する。水族館では、あまり見たことがないタイプのペンギンだ。顔が白くて、頭の上に金色の飾り羽が乗っている。まるで髪の毛のようだが、あれがセンサーの役割を果たしているのだろうか。
「イベント会場から博物館や美術館まで、幅広く使われている。機材や美術品には絶対に危害を加えないとプログラムされた、安心安全の最新モデルだ」
その言葉に、あからさまにエリヤが目を細めて嫌そうな顔をする。「……そういうことかよ」
なにかを察したエリヤと、そのエリヤの反応を見て満足そうに眼鏡を上げるタイシとを見比べながら、マコトは軽く首を傾げた。マコトにはわからないが、二人には伝わっているようなので、余計な口は挟まない。それよりも、ユウが浮かない顔をしているほうが気になってしまった。
「ユウく――」
「さてさてさて! 皆様、準備はよろしいですか? 本日デビューのキュートでパワフルなペンギンちゃんたちを、頑張ってキャッチしてくださいね!」
マコトの言葉を遮るようなタイミングで、スタッフが元気な声を張り上げる。「それではー! レディー! ゴー!」
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