隷属の証

Hypnos

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1年1学期

火曜日-前半

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「ん」

部屋に差し込む光と鈍く痛む陰部に楓は目を覚ます。目にかかった髪をかきあげようとするも、腕はいまだに手錠で戒められていた。

「楓ちゃんおはよう」
「…おはよう」

何事もなかったかのように挨拶する匠にどう反応したら良いのかわからなかった楓は、とりあえず挨拶を返すことにした。

「おちんちん大丈夫そう?」

聞かれた楓は改めて自分の中心に目を向けると、そこには貞操具に拘束されて朝勃ちを許されない自分のペニスがあった。勃起しようとするペニスを陰嚢の裏側に通された輪っかが戒め、鈍く痛む。筒の先端からは余った包皮が見え、それを伝って先走りが滴り落ちていた。

「痛い…」
「大丈夫だよ、そのうち勃たなくなるように体が学習するから。まだ成長途中みたいだけど、成長期が終わる前に貞操具をつけてよかった」
「?」
「楓ちゃんには男のようなペニスは似合わないからね、これ以上大きくならないように、それから少しずつ小さくしていこうね。包皮も伸ばして、雄として使い物にならなくすれば安心してメスになれるでしょ?」
「ッ」

何か言おうとした楓の反対の方で覚醒した陽介に頭を掴まれ、無理やり口付けされる。

「んん、あぅ、ん、あぁ」

尚も何か言おうとした楓を無視して陽介は柔らかい口の中を掻き混ぜ、何かの錠剤を飲み込ませた。観念して力を抜いた楓を抱き寄せ、乳首をいじめてあげると、あっけなく甘い声がこぼれはじめる。媚薬の効果を確認した匠は鍵を取り出し、手錠から楓の腕を解放する。自由になった腕を楓が動かすよりも早く、匠は自分と陽介の怒張に導く。

「っ!」

朝勃ちによって膨らんだ2本の雄を握らされた楓は、その圧倒的な物量に驚愕しつつも拙く手を動かして扱いていく。人並みには性欲がある楓は自分を慰める事もあるが、いつもは握りしめて小さく動くだけで陰茎の全てを刺激できた。しかし、握った二人のものはかなり大きく手を動かしても全体をカバーできない。特に陽介の雄はおそらく両手で扱かないと碌に刺激できないだろう。それでも楓による刺激で二人は先走りをだしはじめ、匠は貞操具で拘束されている楓のペニスを撫でる。四センチ程度の檻に閉じ込められたそれは解放を求めてヒクヒクするが、それは叶わず、包皮の先からカウパーを垂らすだけだった。筒の先から溢れる皮に指を当てると、あふれたカウパーが指を濡らし粘り気のある糸を引いていく。

「うん、いい子だね楓。朝はムラムラすることが多いからちゃんと奉仕してね。これからはおちんちんで気持ち良くなることは無くなるけど、もっと気持ち良くなる場所が増えるから楽しみにしてて」

嬉しそうに言いながら匠は楓の頭を撫でた。性欲に溺れる男子高校生が雄としての快感を奪われ、他の雄に奉仕することを余儀なくされる哀れな姿に、匠の支配欲が満たされる。一方、陽介はようやく楓とのキスに満足し、口を離す。それをみた匠は慌てて解放された楓の口を塞ぎ、軽く口内を堪能する。精液で汚される前にキスをしないと嫌なことになるのは昨日で学習済みだ。ようやく匠がキスに満足した頃には、すでに張り詰めた怒張を楓の顔まで持ってきた陽介がいた。

「ッヒュ」

目の前に突き出された凶悪なものをみて楓は息を吸い込む。陽介の雄をじっくり目にするのはこれが初めてであり、その赤黒い巨根が齎すであろう苦痛に絶望した。20センチ近くあるそれは、楓がみたどのペニスよりも長さと太さがある。昨日脳裏に焼き付けられた匠のものが立派なものだとするなら、陽介のものは最早化け物だとしか言いようがない。その先端で一際存在感をアピールしている亀頭は、楓には凶器にしか見えなかった。恐怖で顔を逸らそうとする楓の頭を掴むと、匠はいきり勃つそれに鼻先を突きつけさせる。

「ほら楓、ちゃんと陽介の雄の匂いを嗅いで」
「ゥウ」

逃げる事が許されない楓は、仕方なく目の前の雄が出す匂いを受け入れた。鼻腔を容赦なく蹂躙する強い雄の匂いに、未だ昨日の媚薬の影響が残り、今日もまた媚薬を飲まされた楓は思考の制御を失ってしまった。トロンとした目で脱力した楓に陽介はペニスを顔に擦り付ける。

「楓、口を開けてくれ」
「…うん」

奉仕しようとする楓を制止すると、匠は陽介をジト目で見る。

「甘やかしすぎ。自分から強請るまで焦らしてやらないとダメだろ。楓、雄が欲しいならちゃんとおねだりしないと」
「ぅう、陽介の雄を下さい」

とても上手とは言えない強請り方に匠はため息をつくが、陽介は特に気にせず楓の口にペニスを挿入する。更に強まった雄の匂いに楓は頭を支配されながら舌を一生懸命這わせると、口を占領する巨大な亀頭から先走りが流れてきた。なんとも言えないその味を舌に擦りつけられながら楓は首の角度を調整した。どれだけ頑張っても半分ほどしか収まらないそれを、本能的に良い角度を見つけた楓はより深く導こうとする。積極的になった楓の意思を汲んで、陽介は見計らって頭を掴み、根本まで雄を一気に突っ込む。

「ンァ!?」

咽頭を通り越して食道を拡げる肉棒は楓の気管をも圧迫し、楓は呼吸が辛くなる。対する陽介は体を震わせ、限界近くに達する。軽く何度か抽挿するだけで陽介は声をあげた。

「っっ楓、もうイクっ、全部飲んでくれっ」

そういうなり陽介の雄は膨らみ、大量の精を10回近くに分けて楓の喉深くに流し込んだ。深く差し込まれたまま精液を流し込まれた楓は飲み込むしかなく、酷く粘るその液体を何度かに分けて嚥下した。

ング、ゴッグ、ッグ

楓が精液を全て飲み込んだのをみて、陽介はいまだに昂ったままの陰茎をゆっくり喉から引き抜く。

「楓、精液を出してくれたんだから綺麗にしてあげないと」

匠に注意された楓は酸欠でボーとするまま陽介の肉棒に舌を這わせる。時間をかけて一通り舐め上げ、仕上げに尿道に口をつけて優しく残った精を吸い出す。陽介はブルっと小さく身震いすると、満足したかのように体を離した。媚薬による影響か、奉仕していた楓のアナルは昨夜から入れられていたアナルプラグを深く食い締め、大きくなれない分身は悔しそうにビクビクしながら包皮の先端から白濁を勢いなく流し続けた。これまで二人の情事を眺めながら自分の雄を慰めていた匠は、そんな楓のあられもない姿に刺激され、勢いよくその顔に欲液を六回ぶちまけた。

「!?」

急に視界を白い液体で塞がれた楓は、反射的に拭くものを手探りで探すが、匠はそれを許さなかった。顔中に飛んだ自分の濁汁を手でかき集め、楓の前に持っていくと、なめとるように命令する。

「ほら、綺麗にして」
「あぅ」

楓は小さく呻くと、仕方なく精液の溜まった掌に顔を近づける。空気に触れた匠の精液は、昨日直接飲まされたものよりも強い匂いを放ち、少し生臭かった。ペロペロと赤い舌を覗かせて精液を舐めとる楓はこれ以上にないほど扇情的で、匠と陽介は折角落ち着いた性欲が再び頭を擡げる前に急いで楓を綺麗にして起きることにした。
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