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カナキリ
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「聖唖の奴何考えてんだよ……!?」
一方、幡多は、目の前で起きた状況がまだ理解できていなかった。それは他の会員達も同じだろう。その場にいなかった者以外は。
「──幡多、聖唖サマはどこにいるの」
幡多はその淡々とした口調で声の相手がラ矢であることを察したが、彼女の姿を見た瞬間、顔だけでなく全身から火が出そうなほど身体中が熱くなる。
「何だお前その格好!?」
──ラ矢の癖に興奮するッ!!
トップスはビキニの胸当て、ズボンは太股がほとんど丸見えのホットパンツを履いている。ビキニはまるでヒモのようだし、ホットパンツも小さめで今にでも弾けてしまいそうなほどぱっつぱつだ。
ラ矢の真っ白な肌はとても綺麗だと思うし、幡多自身も見とれてしまっていたが、聖唖と比べてしまえばラ矢の肌なんてうん◯にとまるハエ以下だ、とも思った。
──まあ、……俺や他の男には効果的でも聖唖には効果ねえだろうな。罵られる前に着替えるように説得しよう。
「良いから答えて。それと、ジロジロ見ないで。目玉をくり貫かれたくなかったら」
「あ、いや、ごめんごめん……!! 聖唖なら天地とバイクデートだ!」
──瞬間、ラ矢の拳が首すれすれを通りすぎて、すぐ後ろにあった壁を破壊する。
「誰……。それって、女……?」
「いや……男なんだけど…………」
……女だったら俺、死んでたな。
「幡多、アナタがどうして紛らわしいことを言うのか分からない。これからは一切言わないで、迷惑」
「悪かったよ。でも聖唖の奴、なぁんか変だったんだよ……」
「聖唖サマは決して変じゃないッ!! だがお前は変すぎる」
「いい誉め言葉ですこと……」
幡多は口にしようか迷っていたが、ラ矢はもう続きを聞く気満々で、身を乗り出して豊かな胸を強調している。幡多は聖唖のことで頭が一杯で通常運転の女体への過剰反応を行わない。
「様子が変……と言うか……。何か聖唖らしくないと言うか……。だってそうだろ? いつも冷静で完璧な聖唖が収納口に挟まりそうになりながら飛び出してったんだぞ?」
「収納口に挟まりそうになって飛び出していく……? 何故」
真剣に聞いているラ矢の表情を窺いながら、幡多は額に汗を垂らして静かに呟いた。
「……何かよ、天地の口が動いてたんだよな」
「それが何なの?」
「その後すぐに引き返したからきっと、何か天地が言ったことがきっかけだと思う」
それを聞いて、ラ矢は視線を落として表情を曇らせた。両手の拳を強く握り絞めて、耐えるように、絞り出すようにゆっくりと言葉を紡いでいく。
「──たった一人の為に聖唖サマが作戦を変える筈がない。いつも単独行動。誰一人寄せ付けず誰一人相手にしない。幡多、貴方以外とは軽い受け答えしかしない。私は聖唖サマに心を開いてほしい、だから会う度に話し掛けた。でも全部手のひら返しで相手にされない……。聖唖サマはずっと冷たい目をしたまま……」
ラ矢は急に顔を振り上げ、目を尖らせて幡多を睨み付けた。
「仲間を頼ったこともない、ずっと一人でいようとする。なのに、どうしてその人の言葉一つで動くのか分からない」
幡多は耐えられなくなって、ラ矢から逃げるように目を逸らし、重い口を開いた。
「それは簡単なことだ……」
「何?」
「天地が何か言った瞬間、あいつ、目の色変えたんだ」
「それが何だと言うの」
「あの冷たい瞳じゃなくて、燃えるように熱い瞳で、決心するように鋭く目を尖らせたんだ……」
ラ矢は信じられないといった表情で動揺している。眼が震えて、今にでも幡多に殴り掛かりそうだった。
「でも、それは理由にならない。聖唖サマの様子が変なのは分かった。その彼と聖唖サマの関係は分からないけど──」
「──ちげぇよ……。そうじゃなくて、俺が言いたいのは……」
顔を上げて、ラ矢に真剣な表情を向ける幡多。
「聖唖、あいつに惚れてるっぽい……。──ってこと、かな……?」
そしてまた目を逸らし、できるだけラ矢と視線を合わせないようにする。ずっとだんまりのラ矢のことが気になって、恐る恐る振り返ると「何それあり得ない」と即座に否定されてしまった。
「……え、あ、いや……でも……」
「その人は女じゃない。つまり男。聖唖サマも男。あり得ない」
「いや……だから、聖唖は女嫌いだろ? つまりそう言う意味だろ?」
──言った瞬間、幡多は後悔することになる。
「……本当、最低。変すぎる」
ラ矢の拳が空気を裂き、大河の流れのように力強くしなやかに幡多の頬を殴り身体ごと吹っ飛ばした。何十枚もの壁と何十もの部屋を突き抜けて、その場にへたり込む幡多。
──それを心配そうに見つめる野口沙羅に、ラ矢は「案内する」と言って引っ張って行ってしまった。
幡多は瓦礫と一緒に寝転んで天井を見上げつつ、小さな独り言を溢した。
「聖唖のバカヤロー……」
◇◇◇
アパートの階段を上がって、天地が鍵を取り出し、家の中に入る。母親はサンドイッチ屋さんで働いているため、夕方まで彼女の帰りを待つことにした。
天地は聖唖にお茶を出し、カナキリと能力協会について聞くことにした。
「保護されたカナキリ……力をコントロールできるようになったカナキリは今どうしているんですか?」
「普通に生活する者もいれば、同じような境遇のカナキリを助けたいと能力協会で働く者もいる」
「俺はどっちになるんですか?」
「力のコントロールが可能になったら自分で選んでもらうことになる」
「……やっぱり俺は母さんを放っておけません。普通の暮らしができるようになりたいです」
「そうか」
カナキリの存在は能力協会の情報操作によって守られていると言う。カナキリが起こす事件は建物の老朽化や地震などの災害も理由にされると言う。
「あの、閻夏と言う名前はご存じですか? カナキリを狩る者だとクラスメイトに言われました」
「クラスメイト?」
「彼女は閻夏供成と言う名前で……」
「えんげ……か。来聖学園は県内でもっとも生徒数の多い学園だ。カナキリを狩る者がいてもおかしくはないな。カナキリを狩る組織は3家ある。閻夏供家、國哦伐家、梁翼牡家。そのうちの閻夏供家が君に接触したんだろう」
「彼女にはカナキリだとバレていません」
「我々に保護されたとなれば別だ。すぐにバレるだろう」
「じゃ、じゃあどうすれば。俺は彼女に命を狙われるんですか!?」
聖唖は頷き、天地は真っ青になる。
「安心しなさい。私たちが保護している間は学園でも護衛が付く。来聖学園は能力協会と協力関係にある。保護したカナキリたちが普通の生活を送れるようになると入れる場所なんだ」
「じゃあ、俺の周りにもカナキリがいたと言うことですか?」
「その通りだ。そして彼らは人間と同じように生活している」
「凄い……」
天地はそれからも聖唖にカナキリや能力協会について尋ね、聖唖への信頼を高めていった。
夕方になり、玄関の扉が開き、天地の母親が帰ってくる。
「ただいま~コウシ~いるの~?」
「おかえり母さん」
天地は聖唖に茶を注ぎながら顔を上げてそう言った。
「友達連れてきたの?」
あら、と靴が二つあることを確認して、そう尋ねる。
家に上がってきてから、聖唖を見て、あ、と声を漏らす。
聖唖が席を立って頭を下げた。
「お久しぶりです」
「聖唖くん……!」
「え?」
天地は母親と聖唖を見比べる。
「ど、どういうことですか? 二人は知り合い?」
天地の母が頷く。
「お父さんが亡くなった時に来てくれた方なの」
「そっか。父さんはカナキリに……」
天地の母は微笑んで、天地を慈愛に満ちた目で見つめた。
にこにこと笑う母に、「何だよ」と天地はそっぽを向く。
「聖唖くん、うちの子に何かあったんですか」
ゆっくりと真剣な顔に戻して、天地の母が尋ねると、聖唖は努めて冷静に言った。
「裏社会の豪商が天地くんを狙っています」
「…………!」
天地の母親は聖唖をソファに座らせ、店の余りものだと言うサンドイッチを差し出した。
向かいに天地と座り、聖唖に話を聞く。
「天地くんを施設で保護しようと思ったのですが、天地くんは貴方を心配していて急遽ご訪問させていただきました」
言わないでよ聖唖さんっと天地は思い、項垂れて、膝の上につくった両拳を見つめた。
「そうだったの」
天地の母親は眉を寄せて笑う。
「と言う訳で、私を居候させてください」
「ええええええええ!? 聖唖さん!? 急すぎませんか!?」
「コウシのこと、お願いします」
「えええ!? 母さん!?」
母親は天地に向き直って真剣な顔で言った。
「お父さんが亡くなった時、カナキリのことや裏社会の豪商の話を聞いたわ。貴方を守ってもらいたいの。一人息子だもの」
「母さん……」
「天地くんと天地さんの安全を約束します。能力協会の者を何人か連れてこようと思うのですが、よろしいですか?」
「ええ。心強いわ」
聖唖は話を付けると、迎えに行って来ますとさっそく能力協会の基地を目指した。
天地は母親と余りもののサンドイッチと言う夕飯を食べて聖唖の帰りを待つことにした。
一方、幡多は、目の前で起きた状況がまだ理解できていなかった。それは他の会員達も同じだろう。その場にいなかった者以外は。
「──幡多、聖唖サマはどこにいるの」
幡多はその淡々とした口調で声の相手がラ矢であることを察したが、彼女の姿を見た瞬間、顔だけでなく全身から火が出そうなほど身体中が熱くなる。
「何だお前その格好!?」
──ラ矢の癖に興奮するッ!!
トップスはビキニの胸当て、ズボンは太股がほとんど丸見えのホットパンツを履いている。ビキニはまるでヒモのようだし、ホットパンツも小さめで今にでも弾けてしまいそうなほどぱっつぱつだ。
ラ矢の真っ白な肌はとても綺麗だと思うし、幡多自身も見とれてしまっていたが、聖唖と比べてしまえばラ矢の肌なんてうん◯にとまるハエ以下だ、とも思った。
──まあ、……俺や他の男には効果的でも聖唖には効果ねえだろうな。罵られる前に着替えるように説得しよう。
「良いから答えて。それと、ジロジロ見ないで。目玉をくり貫かれたくなかったら」
「あ、いや、ごめんごめん……!! 聖唖なら天地とバイクデートだ!」
──瞬間、ラ矢の拳が首すれすれを通りすぎて、すぐ後ろにあった壁を破壊する。
「誰……。それって、女……?」
「いや……男なんだけど…………」
……女だったら俺、死んでたな。
「幡多、アナタがどうして紛らわしいことを言うのか分からない。これからは一切言わないで、迷惑」
「悪かったよ。でも聖唖の奴、なぁんか変だったんだよ……」
「聖唖サマは決して変じゃないッ!! だがお前は変すぎる」
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「様子が変……と言うか……。何か聖唖らしくないと言うか……。だってそうだろ? いつも冷静で完璧な聖唖が収納口に挟まりそうになりながら飛び出してったんだぞ?」
「収納口に挟まりそうになって飛び出していく……? 何故」
真剣に聞いているラ矢の表情を窺いながら、幡多は額に汗を垂らして静かに呟いた。
「……何かよ、天地の口が動いてたんだよな」
「それが何なの?」
「その後すぐに引き返したからきっと、何か天地が言ったことがきっかけだと思う」
それを聞いて、ラ矢は視線を落として表情を曇らせた。両手の拳を強く握り絞めて、耐えるように、絞り出すようにゆっくりと言葉を紡いでいく。
「──たった一人の為に聖唖サマが作戦を変える筈がない。いつも単独行動。誰一人寄せ付けず誰一人相手にしない。幡多、貴方以外とは軽い受け答えしかしない。私は聖唖サマに心を開いてほしい、だから会う度に話し掛けた。でも全部手のひら返しで相手にされない……。聖唖サマはずっと冷たい目をしたまま……」
ラ矢は急に顔を振り上げ、目を尖らせて幡多を睨み付けた。
「仲間を頼ったこともない、ずっと一人でいようとする。なのに、どうしてその人の言葉一つで動くのか分からない」
幡多は耐えられなくなって、ラ矢から逃げるように目を逸らし、重い口を開いた。
「それは簡単なことだ……」
「何?」
「天地が何か言った瞬間、あいつ、目の色変えたんだ」
「それが何だと言うの」
「あの冷たい瞳じゃなくて、燃えるように熱い瞳で、決心するように鋭く目を尖らせたんだ……」
ラ矢は信じられないといった表情で動揺している。眼が震えて、今にでも幡多に殴り掛かりそうだった。
「でも、それは理由にならない。聖唖サマの様子が変なのは分かった。その彼と聖唖サマの関係は分からないけど──」
「──ちげぇよ……。そうじゃなくて、俺が言いたいのは……」
顔を上げて、ラ矢に真剣な表情を向ける幡多。
「聖唖、あいつに惚れてるっぽい……。──ってこと、かな……?」
そしてまた目を逸らし、できるだけラ矢と視線を合わせないようにする。ずっとだんまりのラ矢のことが気になって、恐る恐る振り返ると「何それあり得ない」と即座に否定されてしまった。
「……え、あ、いや……でも……」
「その人は女じゃない。つまり男。聖唖サマも男。あり得ない」
「いや……だから、聖唖は女嫌いだろ? つまりそう言う意味だろ?」
──言った瞬間、幡多は後悔することになる。
「……本当、最低。変すぎる」
ラ矢の拳が空気を裂き、大河の流れのように力強くしなやかに幡多の頬を殴り身体ごと吹っ飛ばした。何十枚もの壁と何十もの部屋を突き抜けて、その場にへたり込む幡多。
──それを心配そうに見つめる野口沙羅に、ラ矢は「案内する」と言って引っ張って行ってしまった。
幡多は瓦礫と一緒に寝転んで天井を見上げつつ、小さな独り言を溢した。
「聖唖のバカヤロー……」
◇◇◇
アパートの階段を上がって、天地が鍵を取り出し、家の中に入る。母親はサンドイッチ屋さんで働いているため、夕方まで彼女の帰りを待つことにした。
天地は聖唖にお茶を出し、カナキリと能力協会について聞くことにした。
「保護されたカナキリ……力をコントロールできるようになったカナキリは今どうしているんですか?」
「普通に生活する者もいれば、同じような境遇のカナキリを助けたいと能力協会で働く者もいる」
「俺はどっちになるんですか?」
「力のコントロールが可能になったら自分で選んでもらうことになる」
「……やっぱり俺は母さんを放っておけません。普通の暮らしができるようになりたいです」
「そうか」
カナキリの存在は能力協会の情報操作によって守られていると言う。カナキリが起こす事件は建物の老朽化や地震などの災害も理由にされると言う。
「あの、閻夏と言う名前はご存じですか? カナキリを狩る者だとクラスメイトに言われました」
「クラスメイト?」
「彼女は閻夏供成と言う名前で……」
「えんげ……か。来聖学園は県内でもっとも生徒数の多い学園だ。カナキリを狩る者がいてもおかしくはないな。カナキリを狩る組織は3家ある。閻夏供家、國哦伐家、梁翼牡家。そのうちの閻夏供家が君に接触したんだろう」
「彼女にはカナキリだとバレていません」
「我々に保護されたとなれば別だ。すぐにバレるだろう」
「じゃ、じゃあどうすれば。俺は彼女に命を狙われるんですか!?」
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「じゃあ、俺の周りにもカナキリがいたと言うことですか?」
「その通りだ。そして彼らは人間と同じように生活している」
「凄い……」
天地はそれからも聖唖にカナキリや能力協会について尋ね、聖唖への信頼を高めていった。
夕方になり、玄関の扉が開き、天地の母親が帰ってくる。
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「おかえり母さん」
天地は聖唖に茶を注ぎながら顔を上げてそう言った。
「友達連れてきたの?」
あら、と靴が二つあることを確認して、そう尋ねる。
家に上がってきてから、聖唖を見て、あ、と声を漏らす。
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「お久しぶりです」
「聖唖くん……!」
「え?」
天地は母親と聖唖を見比べる。
「ど、どういうことですか? 二人は知り合い?」
天地の母が頷く。
「お父さんが亡くなった時に来てくれた方なの」
「そっか。父さんはカナキリに……」
天地の母は微笑んで、天地を慈愛に満ちた目で見つめた。
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「聖唖くん、うちの子に何かあったんですか」
ゆっくりと真剣な顔に戻して、天地の母が尋ねると、聖唖は努めて冷静に言った。
「裏社会の豪商が天地くんを狙っています」
「…………!」
天地の母親は聖唖をソファに座らせ、店の余りものだと言うサンドイッチを差し出した。
向かいに天地と座り、聖唖に話を聞く。
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「と言う訳で、私を居候させてください」
「ええええええええ!? 聖唖さん!? 急すぎませんか!?」
「コウシのこと、お願いします」
「えええ!? 母さん!?」
母親は天地に向き直って真剣な顔で言った。
「お父さんが亡くなった時、カナキリのことや裏社会の豪商の話を聞いたわ。貴方を守ってもらいたいの。一人息子だもの」
「母さん……」
「天地くんと天地さんの安全を約束します。能力協会の者を何人か連れてこようと思うのですが、よろしいですか?」
「ええ。心強いわ」
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