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コノカ
12 ※GLあり ※ぽよあり
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会場の駐車場――ではなく、森の開けた場所へバスが止められ、その中で生徒たちは正装へと着替える。着くまでの間、布団の上ではない為不充分だが、仮眠は取れた。男女分かれて2台のバスに乗っていたのでスムーズに正装へと着替えられた。
「シティア。綺麗ダナ」
「蘭ちゃんも凄く綺麗だよ」
シティアは彼女自身の瞳にも劣らない深紅の美しいドレス、蘭は海のような青いドレスに身を包んだ。
「あの女のドレス姿も見物ダナ。……あ。すまない。蓮兄さんに会ってくる」
「うん、気を付けてね」
「もうあの島からは抜けたんだ、心配はいらナイ」
蘭がバスの外へ出ていくのを見てから、シティアは鏡を見て自分の髪を梳かし、ドレスとセットの赤いバラの髪留めを付けようとしていた。しかし付け方が分からず困っていると、背後にアリシアが現れたのを鏡で確認して思わず髪留めを落としてしまう。
女の子の自分が、彼女の美しさに鏡超しにでも心を奪われてしまいそうになったからだ。
アリシアの真紫の髪と赤に近いピンク色の瞳の2色のドレス。ではなく、真っ白なドレスをアリシアは身に纏っている。恐らくこのドレスを用意したのはアリシアではないだろう。彼女が外に彼女自身を表すのはなかなかない出来事だからだ。服選びもそのひとつに入る。
アリシアはシティアの髪留めを拾い、彼女のそばまで近づく。シティアは自分の動悸が耳に、身体に響いているのを感じていた。
「シティア。蓮兄さんと話してきたんだが、理解出来ないことばかり言…………」
蘭がその先を話せず、動きを止めてしまったのは、アリシアがシティアの髪を触り、髪留めを付けてあげていたからだった。
「あら。勝手に外に出て貰っては困るわ」
「何故貴様がシティアに触れている……」
「まあ、どんくさいこの子のために靴底の土だらけの髪留めを付けてあげたのよ?」
「冷酷女か……お似合いだな」
蓮が付けたあだ名は今では皆に呼ばれている、もちろん彼女がいない時……なんてこともない、結構図太い神経をしている生徒たちは皆彼女の前でも呼んでいる。
「アリシアさん……」
そう呼びたくないと思っているのはシティアだけだ。だがついさっきそう呼んでしまったので気まずい。もともと気まずかったが一層気まずい。
「アリシアでいいわ」
「あ、アリシア……」
「歳は変わらないんだから適当に呼んで頂戴」
彼女は手を振ってバスを降りていく、彼女が降りれば生徒たちも続々と降りていった。もちろんシティアと蘭も一緒だ。
「蘭ちゃん、アリシアのドレス姿どう思う?」
「……それは、そノ。外見だけはいいよナ、あの女」
「ふふ、そうだね」
「シティアには負けるゾ」
そう言って向き直ると、「そんなこと言ってくれるの蘭ちゃんだけだよ」とシティアがふわっと微笑む。それを眼前で受けた蘭はもう高揚で胸がいっぱいでなんでも出来る気がしてきた。
「シティア大好きダ。女の子でも好キ。愛してル」
誰もいないバスの中で、シティアの両方のぽよぽよを優しく揉みしだき、唇にキスをする。蘭は背中を引っ張られるような、いや、胸を突き飛ばされるような感覚を受けて気絶した。
それをアリシアが呼びに来るのはシティアが真っ赤な顔でバスから飛び出した後である。
男性陣は皆既に潜入する会場へ向かっており、女性陣は遅れて到着した。
アリシアのドレス姿を見た男性陣も女性陣と同じように最初はただただ見惚れてしまった。それからは密かに憧れを持つ女の子達のドレス姿にガッツポーズをしたり、分かりやすく言葉に出しはしゃいだりする者もいた。
その中で、二人だけ、ずっとアリシアを見つめている人物達がいた。
「あ、アリシア……キミ、ソのカッコウ……」
「支給品よ。何で私に迄準備してあるのよ。其れに此様な服……似合いもしないわ。シティア・ダーワークや貴方の家族の方が──」
「綺麗だ……」
「…………は?」
恥じらう素振りもなく、嫌そうにギロ、と睨み付ける。蕁の隣にいた蓮はアリシアの手を取ると、跪いて大振りに動いた。
「アリシア! 凄く綺麗だ! 俺と踊ってくれ!」
「…………は?」
アリシアは先刻より酷い表情で、蔑んだ視線を蓮へ送った。あからさまに見下されているのに、蓮は微動だにしない。
「さあ! アリシ──」
「悪いけど相手が決まってるの。蕁。踊るわよ」
「え、オレ?」
アリシアに見惚れていた一人だった蕁は急に振られて、肩を弾ませる。それにちょっと蓮に怒っていたからそんな誘いが来るなんて思いもしなかった。
「貴方が誘ったんじゃない。忘れたの?」
「た、タシかに。ダンスはニガテだからアリシアにオシえてホしいとはイったけど」
蕁はアリシアと向き合いつつ、ちら、と蓮の顔色を窺うことを忘れない。
「あら。口説いてるんじゃなかったの?」
「ナニイってんだよ……。兄上とオドらないタメのコウジツだろ? オドればいいじゃん」
「嫌よ。私は貴方と踊りたいと言ってるのよ。他の誰かとダンスなんて考えただけて底辺に落ちた気分になって底冷えするわ」
アリシアのその言葉に、蕁は考えを変えた様で、やや俯いて彼女へ手を差し出す。
「わ、わかったよ……。その、オレもニアってるとオモう……」
「……そうかしら。白なんて、私には似合わないわ」
蕁の手を取ると、蓮はギリ、と歯軋りをする。そんな蓮に飛び付く蔘や、嬉しそうにする蕁に、蘭は心臓が飛び出そうな程驚愕して眺めていた。ちなみに蔘は淡い桃色のドレスで、フリルがブリブリに付いていて重そうだが彼女は訓練を受けている一人だ。そのくらいは平気だろう。どちらかと言うと、コルセットの方が苦しくてどうにかなりそうだと蘭は思った。
「シロはドンナイロにもアうってよくイうだろ」
「目立つ色とも純白とも言うわ。私此の色大嫌いなの。結婚式以来ね。白いドレスなんて」
「え」
「何よ」
「ケッコンって?」
ショックのあまり、顎が外れたかのようになる蕁を見て、「ああ」とアリシアは宙を向く。
「此の噺は初めてね。私、結婚してるの」
「へ、へえ……」
「冗談よ。父は結婚式に招待されると必ず私を連れていったわ。お見合いの場としてね」
「シロのドレスってキていいのか?」
やはり白は花嫁が着るドレスだと思う、それが常識だと教えられてきたからだ。
「あら。色の着いたウエディングドレスも素敵じゃない? それに会場には入らなかったわ……」
「え? じゃあ、ナゼキミがドウコウするヒツヨウがあるんだ?」
「言ったでしょ。お見合いよ」
曲が終わり、ダンスの相手が変わってしまう。蕁とのダンスを終えた後直ぐ様蓮がアリシアに飛んで来て、蓮と踊っていた蔘が蕁の相手をする。詳しく言うと、投げ出された蔘を優しい蕁が受け止めたのだ。
「あああ、何故蓮お兄様はあんな女と……!!」
「……アリシア、キレイだから」
「ワタクシだって綺麗ですわ!!」
「そ、そうだな。蔘の姉上もキレイだ」
蕁はアリシアの答えに蟠りを感じて、ダンスを最後まで楽しむことが出来なかった。一方アリシアの方も、蓮の突然のアプローチに付いていけないようだ。
「何で貴方と踊っているのかしら……。お断りした筈よね……」
「照れないでくれ」
「あら、殺されたいのかしら?」
「調子に乗るな。俺が貴様などに殺されるなんて有り得ない」
「殺したら梁翼牡家に責められるでしょうね。もう貴方が後継者だと決定しているんでしょう?」
「まあな」
流石梁翼牡家の長男だ。蓮は会場の誰よりも美しくダンスを踊る。それにアリシアも蓮に劣らず付いていく──否、逆に彼女の方がリードしているようにも見える。そんな二人のダンスに誰もが魅了されている中、シティアと蘭はバルコニーで一休みしていた。そこに、溌剌としたダンスを蕁に付き合わせていた蔘がやって来る。
「も~うダメですわ~。目~が回って~動けませ~んわ~……!」
「大丈夫カ? 何か飲むカ?」
「今飲んでしまったら~吐いてしまいますわ~。でもありがとう蘭~」
「あれ? 蔘さん蓮さんと踊ってたんじゃなかったんですか?」
「一曲目だけですわ……。お兄様ったらあんな冷酷女の処へ一目散に向かって行ってしまうンですもの。今会場中を虜にしている処ですわ……」
「二人とも綺麗ですもんね……」
シティアが中の様子を見てから呟く。窓の奥には沢山の人々がいると言うのに、二人の姿が眩しく輝いて見える。
「お似合いですわ。蓮お兄様を抑えられる女性なんて初めて見ました。だからお兄様も気にしていた様子でしたし、もう今回のアリシアさんの姿を見て心を奪われていても可笑しくはないのです……ああ、ワタクシのお兄様なのに……っ!」
「それにしても……アリシア嫌そうダナ」
「え? 何処がですの?」
「否、めちゃくちゃ嫌そうな顔してるじゃないカ」
「え? お兄様と踊っていると言うのに?」
「蔘姉さん顔が笑ってないゾ……」
「あ……」
シティアの声に、蔘と蘭が顔を上げる。シティアは目を見張って中の様子を窺っている。蔘と蘭が中を見れば、同じように目を大きく見開いた。
「アリシアが……笑ってル」
「シティア。綺麗ダナ」
「蘭ちゃんも凄く綺麗だよ」
シティアは彼女自身の瞳にも劣らない深紅の美しいドレス、蘭は海のような青いドレスに身を包んだ。
「あの女のドレス姿も見物ダナ。……あ。すまない。蓮兄さんに会ってくる」
「うん、気を付けてね」
「もうあの島からは抜けたんだ、心配はいらナイ」
蘭がバスの外へ出ていくのを見てから、シティアは鏡を見て自分の髪を梳かし、ドレスとセットの赤いバラの髪留めを付けようとしていた。しかし付け方が分からず困っていると、背後にアリシアが現れたのを鏡で確認して思わず髪留めを落としてしまう。
女の子の自分が、彼女の美しさに鏡超しにでも心を奪われてしまいそうになったからだ。
アリシアの真紫の髪と赤に近いピンク色の瞳の2色のドレス。ではなく、真っ白なドレスをアリシアは身に纏っている。恐らくこのドレスを用意したのはアリシアではないだろう。彼女が外に彼女自身を表すのはなかなかない出来事だからだ。服選びもそのひとつに入る。
アリシアはシティアの髪留めを拾い、彼女のそばまで近づく。シティアは自分の動悸が耳に、身体に響いているのを感じていた。
「シティア。蓮兄さんと話してきたんだが、理解出来ないことばかり言…………」
蘭がその先を話せず、動きを止めてしまったのは、アリシアがシティアの髪を触り、髪留めを付けてあげていたからだった。
「あら。勝手に外に出て貰っては困るわ」
「何故貴様がシティアに触れている……」
「まあ、どんくさいこの子のために靴底の土だらけの髪留めを付けてあげたのよ?」
「冷酷女か……お似合いだな」
蓮が付けたあだ名は今では皆に呼ばれている、もちろん彼女がいない時……なんてこともない、結構図太い神経をしている生徒たちは皆彼女の前でも呼んでいる。
「アリシアさん……」
そう呼びたくないと思っているのはシティアだけだ。だがついさっきそう呼んでしまったので気まずい。もともと気まずかったが一層気まずい。
「アリシアでいいわ」
「あ、アリシア……」
「歳は変わらないんだから適当に呼んで頂戴」
彼女は手を振ってバスを降りていく、彼女が降りれば生徒たちも続々と降りていった。もちろんシティアと蘭も一緒だ。
「蘭ちゃん、アリシアのドレス姿どう思う?」
「……それは、そノ。外見だけはいいよナ、あの女」
「ふふ、そうだね」
「シティアには負けるゾ」
そう言って向き直ると、「そんなこと言ってくれるの蘭ちゃんだけだよ」とシティアがふわっと微笑む。それを眼前で受けた蘭はもう高揚で胸がいっぱいでなんでも出来る気がしてきた。
「シティア大好きダ。女の子でも好キ。愛してル」
誰もいないバスの中で、シティアの両方のぽよぽよを優しく揉みしだき、唇にキスをする。蘭は背中を引っ張られるような、いや、胸を突き飛ばされるような感覚を受けて気絶した。
それをアリシアが呼びに来るのはシティアが真っ赤な顔でバスから飛び出した後である。
男性陣は皆既に潜入する会場へ向かっており、女性陣は遅れて到着した。
アリシアのドレス姿を見た男性陣も女性陣と同じように最初はただただ見惚れてしまった。それからは密かに憧れを持つ女の子達のドレス姿にガッツポーズをしたり、分かりやすく言葉に出しはしゃいだりする者もいた。
その中で、二人だけ、ずっとアリシアを見つめている人物達がいた。
「あ、アリシア……キミ、ソのカッコウ……」
「支給品よ。何で私に迄準備してあるのよ。其れに此様な服……似合いもしないわ。シティア・ダーワークや貴方の家族の方が──」
「綺麗だ……」
「…………は?」
恥じらう素振りもなく、嫌そうにギロ、と睨み付ける。蕁の隣にいた蓮はアリシアの手を取ると、跪いて大振りに動いた。
「アリシア! 凄く綺麗だ! 俺と踊ってくれ!」
「…………は?」
アリシアは先刻より酷い表情で、蔑んだ視線を蓮へ送った。あからさまに見下されているのに、蓮は微動だにしない。
「さあ! アリシ──」
「悪いけど相手が決まってるの。蕁。踊るわよ」
「え、オレ?」
アリシアに見惚れていた一人だった蕁は急に振られて、肩を弾ませる。それにちょっと蓮に怒っていたからそんな誘いが来るなんて思いもしなかった。
「貴方が誘ったんじゃない。忘れたの?」
「た、タシかに。ダンスはニガテだからアリシアにオシえてホしいとはイったけど」
蕁はアリシアと向き合いつつ、ちら、と蓮の顔色を窺うことを忘れない。
「あら。口説いてるんじゃなかったの?」
「ナニイってんだよ……。兄上とオドらないタメのコウジツだろ? オドればいいじゃん」
「嫌よ。私は貴方と踊りたいと言ってるのよ。他の誰かとダンスなんて考えただけて底辺に落ちた気分になって底冷えするわ」
アリシアのその言葉に、蕁は考えを変えた様で、やや俯いて彼女へ手を差し出す。
「わ、わかったよ……。その、オレもニアってるとオモう……」
「……そうかしら。白なんて、私には似合わないわ」
蕁の手を取ると、蓮はギリ、と歯軋りをする。そんな蓮に飛び付く蔘や、嬉しそうにする蕁に、蘭は心臓が飛び出そうな程驚愕して眺めていた。ちなみに蔘は淡い桃色のドレスで、フリルがブリブリに付いていて重そうだが彼女は訓練を受けている一人だ。そのくらいは平気だろう。どちらかと言うと、コルセットの方が苦しくてどうにかなりそうだと蘭は思った。
「シロはドンナイロにもアうってよくイうだろ」
「目立つ色とも純白とも言うわ。私此の色大嫌いなの。結婚式以来ね。白いドレスなんて」
「え」
「何よ」
「ケッコンって?」
ショックのあまり、顎が外れたかのようになる蕁を見て、「ああ」とアリシアは宙を向く。
「此の噺は初めてね。私、結婚してるの」
「へ、へえ……」
「冗談よ。父は結婚式に招待されると必ず私を連れていったわ。お見合いの場としてね」
「シロのドレスってキていいのか?」
やはり白は花嫁が着るドレスだと思う、それが常識だと教えられてきたからだ。
「あら。色の着いたウエディングドレスも素敵じゃない? それに会場には入らなかったわ……」
「え? じゃあ、ナゼキミがドウコウするヒツヨウがあるんだ?」
「言ったでしょ。お見合いよ」
曲が終わり、ダンスの相手が変わってしまう。蕁とのダンスを終えた後直ぐ様蓮がアリシアに飛んで来て、蓮と踊っていた蔘が蕁の相手をする。詳しく言うと、投げ出された蔘を優しい蕁が受け止めたのだ。
「あああ、何故蓮お兄様はあんな女と……!!」
「……アリシア、キレイだから」
「ワタクシだって綺麗ですわ!!」
「そ、そうだな。蔘の姉上もキレイだ」
蕁はアリシアの答えに蟠りを感じて、ダンスを最後まで楽しむことが出来なかった。一方アリシアの方も、蓮の突然のアプローチに付いていけないようだ。
「何で貴方と踊っているのかしら……。お断りした筈よね……」
「照れないでくれ」
「あら、殺されたいのかしら?」
「調子に乗るな。俺が貴様などに殺されるなんて有り得ない」
「殺したら梁翼牡家に責められるでしょうね。もう貴方が後継者だと決定しているんでしょう?」
「まあな」
流石梁翼牡家の長男だ。蓮は会場の誰よりも美しくダンスを踊る。それにアリシアも蓮に劣らず付いていく──否、逆に彼女の方がリードしているようにも見える。そんな二人のダンスに誰もが魅了されている中、シティアと蘭はバルコニーで一休みしていた。そこに、溌剌としたダンスを蕁に付き合わせていた蔘がやって来る。
「も~うダメですわ~。目~が回って~動けませ~んわ~……!」
「大丈夫カ? 何か飲むカ?」
「今飲んでしまったら~吐いてしまいますわ~。でもありがとう蘭~」
「あれ? 蔘さん蓮さんと踊ってたんじゃなかったんですか?」
「一曲目だけですわ……。お兄様ったらあんな冷酷女の処へ一目散に向かって行ってしまうンですもの。今会場中を虜にしている処ですわ……」
「二人とも綺麗ですもんね……」
シティアが中の様子を見てから呟く。窓の奥には沢山の人々がいると言うのに、二人の姿が眩しく輝いて見える。
「お似合いですわ。蓮お兄様を抑えられる女性なんて初めて見ました。だからお兄様も気にしていた様子でしたし、もう今回のアリシアさんの姿を見て心を奪われていても可笑しくはないのです……ああ、ワタクシのお兄様なのに……っ!」
「それにしても……アリシア嫌そうダナ」
「え? 何処がですの?」
「否、めちゃくちゃ嫌そうな顔してるじゃないカ」
「え? お兄様と踊っていると言うのに?」
「蔘姉さん顔が笑ってないゾ……」
「あ……」
シティアの声に、蔘と蘭が顔を上げる。シティアは目を見張って中の様子を窺っている。蔘と蘭が中を見れば、同じように目を大きく見開いた。
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